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200402-15 『巡回しないことに慣れてしまいそう……』
200402-16 『ちょっと息抜き』
200402-17 『キリスト教は迫害と闘争の歴史なのだ』
200402-18 『紙は舞い降りた』
200402-19 『終わってないけど、終わりました』
200402-20 『今日からニュースパートを再開』
200402-21 『戦闘犬』

200402-15 DIARY

『巡回しないことに慣れてしまいそう……』

真美さん  ★ニュースサイトとしてやばいですわ。マジで。

 ★なぜなにマリみて“血のヴァレンタイン− My Bloody Valentine”(上)その2

 志摩子「アステリオの悩みを聞き、ヴァレンティヌスは娘に会うため屋敷の2階にある娘の部屋へ入りました。盲目の娘は、絶望のあまりやつれ、目も落ち窪み、小皺の目立つ痛ましい姿でこちらに背を向け座っていました。ヴァレンティヌスは両手を合わせて跪き、自ら死ぬことを望んでいた盲目の娘に再び聖なる光が射しますように、と慈悲深き主に祈りを捧げました。祈りが終わると、合わせていた掌で娘の両瞼にそっと覆ってあげました。するとどうでしょう。娘の目が微かに光を感じ始めたのです。ヴァレンティヌスが掌を離すと、次第に感じる光が増していき、その姿が見えるようになりました。盲目だった娘は、喜びに目を濡らしながら、光を取り戻してくれたヴァレンティヌスに感謝しました。
『感謝は私ではなく、主イエス・キリストに』
 ヴァレンティヌスは、娘にそう囁きました。娘は、今まで見せなかった微笑みを浮かべました。アステリオ夫妻は、ヴァレンティヌスの奇跡に涙を溢れさせて、娘を抱擁しました。
 翌日、ヴァレンティヌスは、アステリオの屋敷で開かれた宴に招待されました。娘が光を取り戻したお祝いに、ローマ近郊から40人ほど親族縁者が集まりました。ここでもヴァレンティヌスは、真摯な愛が不可能を可能にし、本当の神へ祈りを捧げること、信仰とは奇跡を呼ぶほどの深い愛であることを説きました。ヴァレンティヌスの説教を聞き、判事のアステリオや親族一同は、心から拍手を送りました。
 宴が終わりに近付く頃、ヴァレンティヌスは帰るために席を立ちました。娘は途中まで送る言いましたが、やんわりと断られしまいます。ほんの少しまでだからと言うので、仕方なく一緒にアステリオの屋敷を出ました。月明かりの中、肩を並べて歩くヴァレンティヌスと娘。目が見えることの喜びをヴァレンティヌスに話す娘は、彼の口から悩みを持っていることを告白されます。娘がどんな悩みなのか聞いても、もうすぐ判る時がくるとはぐらかされてしまいました。やがて、ヴァレンティヌスは立ち止まり、娘を見つめて言いました。
『神は私に愛と夢を創ってくださった』
 その言葉を耳にして、娘は胸の鼓動に高鳴りを感じました。瞳はヴァレンティヌスのから離すことができませんでした。ヴァレンティヌスは、別れの挨拶をしようと娘の肩に手をかけ、自分の頬を娘の頬に触れようしたその瞬間、おもむろに娘と唇を重ねました。ヴァレンティヌスの心にわだかまっていた愛の痛みが、わき上がってくるのを感じました。唇を離し、背中を向けて帰途に着くヴァレンティヌスを、娘はいつまでも見送っていました。
 ヴァレンティヌスの奇跡を目の当たりにした判事アステリオは、これまでの自分の罪を償い、一族でもってキリスト教の洗礼を受けました。これに怒ったのは、アステリオに身柄を預けたローマ市長です。信頼していたアステリオ判事に裏切られたローマ市長は、アステリオの一族を皆処刑せよと命令しました。
 処刑の当日、首切り役人が改宗するなら死罪を免じてやると条件を出されますが、アステリオの娘は決して死を恐れていませんでした。私たちの死は神の栄光による祝福であり、天国へ召されると信じているからです。娘ほどの美しさなら裕福な貴族の奥方になれるとも言いました。しかし娘は、目を開いた時から他の男を愛さず、ヴァレンティヌスだけを想うことを神に誓ったのです。
 同じ頃、娘に愛の告白をされたヴァレンティヌスも捕らえられていました。クラウディウス2世を前にして、市民を苦しみから救うのは神の愛のみであり、皇帝が真の信仰者を殺してもキリスト教が皇帝を滅ぼし多くの人を救うと説きました。聞く耳を持たないクラウディウス2世は、即刻ヴァレンティヌスの処刑を決めました。
 紀元270年2月14日、ヴァレンティヌスは、ローマのフラミニア街道近くで皇帝の親衛隊から拷問を受けた後に斬首されました。後のローマ教皇ユリウス1世は、ヴァレンティヌスに祀る聖堂を彼の殉教の地に建てました。ヴァレンティヌスの一生は、神に対する深い愛と、そこから生まれる永遠の命そのものでした。
 おしまい」
乃梨子「(*゚ ▽゚ ノジ☆パチパチ」
祥子「(*゚ ▽゚ ノジ☆パチパチ」
乃梨子「!?」
志摩子「あら? いつの間にか、祥子さまも聞いていたんですか?」
祥子「ええ、ごきげんよう志摩子」
志摩子「ごきげんよう」
乃梨子「ごきげんよう」
祥子「ヴァレンティヌスが娘の部屋に入ったところからずっと聞いていたわ。志摩子ったら、お話を聞かせることに夢中で、全然気が付かないんですもの」
志摩子「そ、それは失礼しました……」
祥子「ときに志摩子。あなたも出るんでしょ、『つぼみのバレンタインプレゼント争奪 燃えろ!超人学園 GROOVE ON FIGHT』
志摩子「は?」
祥子「こんな熱いイベントを企画するなんて、新聞部もなかなかやるわよね」
志摩子「え〜と……」
祥子「嫌って言っても、山百合会は全員参加だから、ちゃんとエントリーしておくわ」
志摩子「いや、あの……」
祥子「それを伝えに来ただけだから、じゃあね」
志摩子「………………」
乃梨子「どうするんですか、お姉さま?」

なぜなにマリみて“血のヴァレンタイン− My Bloody Valentine”(下)につづく

 ★なぜなにマリみて 総集編に、一部を加筆修正した『なぜなにマリみて“血のヴァレンタイン− My Bloody Valentine”(上)』の連結板を公開しました。

今日のお買い物
著・加門七海『呪の血脈』

200402-15 NEWS

お休み

200402-16 DIARY

『ちょっと息抜き』

三奈子さま  ★なぜなにマリみて“血のヴァレンタイン− My Bloody Valentine”インターミッション

乃梨子「ねえねえ、お姉さま」
志摩子「なーに、乃梨たん」
乃梨子「お姉さま、卑怯です」
志摩子「なにが?」
乃梨子「『つぼみのバレンタインプレゼント争奪 燃えろ!超人学園 GROOVE ON FIGHT』のことです」
志摩子「ああ、あれね」
乃梨子「一人だけを使うなんて」
志摩子「企画書には銃を使ってはいけない≠ニは書いていないわよ。それに、武器を使っているのは私だけじゃないわ。私に立ち向かってきた生徒なんて、がんだむはんまー使ってたじゃない」
乃梨子「使われる前に銃を撃ったじゃないですか。それに何ですか、その白い学ランは?」
志摩子「ジョン・プレストンみたいで格好いいでしょ」
乃梨子「この話を聞いた時はやる気なさそうだったのに、始まってみたらやる気まんまんだし」
志摩子「売られた喧嘩は買わなくちゃね。それに、私は負けるのが何よりも大嫌いなの
乃梨子(あんたが言うか……)
志摩子「ガン=カタを極めたものは無敵よ! それを証明できただけでも、私は満足だわ」
乃梨子「その為にいくつの屍山血河を築いたと思っているんですか!」
志摩子「私の邪魔をするあらゆる生徒は叩いて潰すわ。逃げも隠れもせず正面から打って出て、全ての障害は、ただ進み、押し潰し、粉砕するわ」
乃梨子「アタマおかしいですよ、みんな。黄薔薇さまや紅薔薇さまとか……」
志摩子「黄薔薇さまの本気を久し振りに見たわ。さすが羅刹≠フ令さま
乃梨子「そういえば、剣道着がいつもと違いましたね」
志摩子「白じゃなくて黒っぽい剣道着だったでしょ。あれが、かつて人斬りだった令さまの本当の姿よ」
乃梨子「まてまて! なんでそんな人がこの学校にいるんですか!」
志摩子「能ある鷹は爪を隠すって言うじゃないの。それより驚いたのは田沼ちさとさんだわ。まさか、令さまの秘奥義・裏五光を喰らって立ち上がれるなんて……」
乃梨子「あれこそ能ある鷹が爪を隠していたんじゃないですか? 秘奥義・天覇封神斬なんて普通はできません」
志摩子「愛の力ね
乃梨子「愛で人を殺さないでください。断末奥義までするとは思いませんでしたから」
志摩子「見ていて一番面白かったのは、祥子さまと可南子ちゃんの戦いね」
乃梨子「面白いと思っているのはお姉さまだけです。祐巳さまなんて、部屋の隅でガタガタふるえて命ごいしてましたよ
志摩子「常勝不敗の祥子さまが、まさか負けるとは思わないものね」
乃梨子「あんな可南子を初めて見ました。紅薔薇さまにトドメをさしたあれ? 禁千弐百拾弐式・八稚女っていうんでしたっけ? 彼女にオロチの血が流れていたとは……」
志摩子「蒼い炎はオロチの血から生み出される。暴走しなくてよかったわ」
乃梨子「紅薔薇さまがゴウカイザーに変身していたのが、理解不能なのですが……」
志摩子「それは自称婚約者が、元ゴウカイザーだからよ」
乃梨子「紅薔薇さまが変身前変身後で、体の体型が著しく変わった気がするのですが」
志摩子「それは、ゴウカイザーに変身すると大張正己っぽくなるからよ。いちいち胸が揺れるのが、如何にも大張って感じよね」
乃梨子「大体、大張正巳って誰よ?」
志摩子「残念だけど、私の口からは言えないわ……」

瞳子「ほーんと、バカばっか」

今度こそ、なぜなにマリみて“血のヴァレンタイン− My Bloody Valentine”(下)につづく
今日の読了
著・南房秀久『ANGEL 2 オールルームズ ロックアウト!』

今日のお買い物
著・田中芳樹『摩天楼 薬師寺涼子の怪奇事件簿』

200402-16 NEWS

余裕が無くなったのでお休み

200402-17 DIARY

『キリスト教は迫害と闘争の歴史なのだ』

静さま  ★なぜなにマリみて“血のヴァレンタイン− My Bloody Valentine”(下)その1

乃梨子「ねえねえ、お姉さま」
志摩子「なーに、乃梨たん」
乃梨子「この前してくれた聖ヴァレンティヌスの話で言っていたキリスト教徒迫害って、どんなことがあったんですか?」
志摩子「あらまあ、折角のバレンタインデーなのに、そんなことを聞くわけ?」
乃梨子(その折角のバレンタインデーを血の海にしたのは誰だか……)
志摩子「何か言った?」
乃梨子「いえ、別に。ただ、何となく気になったもので」
志摩子「1世紀の中頃、古代ローマのネロ帝時代にキリスト教徒への迫害があったわ。宗教史の授業で習わなかった?」
乃梨子「うっ!? そ、それは……私、宗教史は苦手で……」
志摩子「まあ、乃梨たんったらしょうがないわね。もう一度教えるから、ちゃんと覚えるのよ。試験に出るからね」
乃梨子「は、はい」
志摩子「キリスト教徒が政治的圧力を受け始めたのは、紀元64年ネロ帝時代のローマです。この年の7月18日から19日にかけてローマで大火災がありました。大競技場(チルコ・マッシモ)の近辺で発生した火事は、ローマ行政区全14区のうち無事だったのは4区だけで、それ以外全てに火の手が回りました。ローマにも消防士はいましたが、水による消化作業では到底間に合いません。延焼防止するためには、火が回る前に建物を壊すしかありませんでした。ローマの大火災が全て鎮火するまで9日間かかりました。
 火災発生時、ネロ帝はローマに居らず、海岸の町アンツィオの別荘にいました。ローマの大火災の一報を翌日に聞いて、ネロ帝は急ぎローマへ戻りました。あまりにも拡大した被害規模に、公共の建物を避難所にしたり、安い穀物を支給し、救済及び復旧作業に尽力しました。しかし、民のためにここまでしても、ネロ帝にはある疑いがかけられていました。ローマの民は、大火はネロが命じたと信じて疑いませんでした。一部でネロ帝は都が燃えさかっている最中に、館内から都を眺めながら『トロイアの陥落』を歌っていたという噂も流れていたのです。この噂を消すために、ネロ帝はローマの大火を全てキリスト教徒のせいにしたのです。どのようなことがあったか、ローマの歴史家タキトゥス『年代記』にはこうあります。
 その身代わりの犯人は、悪事のゆえに憎まれていた人々で、世人がクレスティアーニと呼んでいた人たちである。
 この名の名祖のクレストゥスは、ティベリウス帝の治下、ブロークーラートル(提督)たるポンティウス=ピーラートゥスによって処刑されていた。この有害きわまりない迷信は、当座のうちは沈静化されていたが、ふたたびそれは、この悪の発生地たるユダヤを通じてだけでなく、ローマ市においてすら爆発していたのである。ローマ市は、至る所から、全てのおぞましいもの或いは破廉恥ななるものが集まっており、それがもてはやされていた町だったのである。
 それゆえまず、告白していた者が逮捕され、ついで、彼らの申し立てにもとづいて、おびただしい数の者が逮捕された。彼らは放火罪でというよりも、むしろ人類憎悪のゆえに処刑された。または、結び合わされた。
 そして死にゆく者たちに対して、次のような嘲弄が加えられた。すなわち、野獣の毛皮でおおわれた者たちは、犬によってかみさかれて死んだ。或いは十字架につけられた人たち、或いは燃やされる人たちが、そして、日が落ちた時に、夜の灯火用に、焼かれた。

著・弓削達『ローマ皇帝礼拝とキリスト教徒迫害』 日本基督教団出版局
 ここでいうクレスティアーニ(Chrestiani)とは、タキトゥスの時代のキリスト教徒の一般的呼称です。クレスティアーニ≠ニクレストゥス(Chrestos)は、ギリシア語のクリストゥス(christos)に真面目な人、善良な人を意味するクレーストス(chrestos)にひっかけた洒落を踏まえて、キリスト教徒という名と邪宗として憎まれていることを示しています」
乃梨子「あの、その洒落、判りにくいんですけど」
志摩子「高度な洒落は、一般人に理解されにくいものよ」
乃梨子「それに、ポンティウス=ピーラートゥスって?」
志摩子「ティベリウス帝時代の古代ローマ提督であり、イエス・キリストを死刑にしたポンティオ・ピラトのことよ。話を続けるわね。
 そもそも、タキトゥスの宗教観では、キリスト教は悪でありおぞましく破廉恥なものと考えていました。しかし、彼は、ローマの大火をキリスト教徒の放火と考えておらず、むしろ偶然かネロ帝の策略と考えていました。ローマ市民もネロを疑っていたにも拘わらず、ネロはキリスト教徒を無実の罪で公開処刑することで市民を納得させようとしました。何故か? ローマ市民は、キリスト教徒を反社会的、反共同体的精神の持ち主とし、国家公共の利益のためなら喩え無実でも処刑されて当然と考えていたのです。
 逮捕は、キリスト教徒と告白した者を全てであり、拷問を受け、裁判をしても無条件で処刑されました。この拷問で、他のキリスト教徒を自白され、更に捕らえられ、次々とキリスト教徒を処刑するのです。処刑された数は、200とも300とも言われます。あるキリスト教徒は、野獣の毛皮を被せられ野犬の群れに食い殺されました。またあるキリスト教は、生きたまま杭に縛りつけ火をつけられて松明代わりにされました。しかし、ローマ市民から忌み嫌われていたキリスト教徒を処刑しても、ネロへの疑いが晴れたわけではありませんでした。
 この人々がより思い罰に値したとしても、処刑のしかたの残酷さは、それを見る市民たちの胸を同情の念で満たした。市民たちは知っていたのだ。キリスト者と呼ばれるこれらの人々への残酷な運命は、公共の利益のためではなく、ただ一人の人の残酷な欲求を満足させるためであることを知っていたのである。

『ローマ人の物語VII 悪名高き皇帝たち』著・塩野七生 新潮社
 この頃のキリスト教徒迫害はまだ局地的なものでしたが、後のデキウス勅令ができるまで曖昧な方針によって迫害が行われていきました」

つづく

 ★今回のなぜなにマリみてで使った参考資料は、全部書き終わってからまとめて紹介します。

今日の読了
著・南房秀久『トリシア、ただいま修行中!』

2月13日のお買い物
『週刊わたしのおにいちゃん Vol.5』

200402-17 NEWS

お休み

200402-18 DIARY

『紙は舞い降りた』

笙子ちゃん  ★今日は、アニみてよりも『R.O.D -THE TV-』の方が通常の三倍楽しみです。スカパー!の先行放送版を見た方なら、何が楽しみ≠ネのかご存じだと思いますが。

 ★今書いている『なぜなにマリみて』が思いの外に難産で、ニュースパートを更新できず申し訳ありません。とにかく今回は書くことがあまりにも多いので、もうしばらくは更新できない可能性が高いです。おかしいなあ、こんなはずじゃなかったのに……。ちなみにオチはすでに決まっていて、もう準備してあります。

 ★なぜなにマリみて“血のヴァレンタイン− My Bloody Valentine”(下)その2

乃梨子「理解できないなあ。どうして、そこまでキリスト教徒を嫌いになれるの」
志摩子「ローマ人の宗教観は、宗教を契約と捉えて考えられていたわ。正しい崇拝と尊敬をすれば、神はローマを守ってくれる。逆にそれを怠ると災厄が訪れるとされていたの」
乃梨子「じゃあ、新しく入ってきたキリスト教徒は?」
志摩子「ローマの神々を蔑ろにし、ローマの社会を脅かす不逞の者」
乃梨子「もしかしたら、この後の迫害も難癖つけてやっていたのかなあ」
志摩子「まあ、そんなものね。紀元177年、ガリアのリヨンマルクス・アウレリウス帝元老院勅令による迫害がありました。これには、外的要因が少々関係していたのです」
乃梨子「外的要因? 外国のキリスト教徒が攻めてきたとか?」
志摩子「ぶっぶー。ちがいまーす。何があったか、これから話すわね。
 マルクス・アウレリウス帝は五賢帝として有名ですが、彼の治下にあった175〜176年は政治的、軍事的にも危機的状況でした。175年にマルクス・アウレリウス帝が病死したという情報が流れ、それを契機にシリア属州提督アヴィディウス・カシウスが自ら皇帝を名乗ったのです。これは、1ヶ月も経たずに誤報と判ったのですが、もはやカシウスは引き下がれないところにいました。彼は、このままマルクス・アウレリウス帝に対して叛乱を起こしました。マルクス・アウレリウス帝は、カッパドキア提督マルティウス・ヴェルスからの一報で叛乱を聞いて、すぐ行動を起こしました。まず西方に駐屯する軍勢の支持を確認し、ローマの元老院からカシウスを国家の敵と断じる宣言をとりつけました。同時に、すでに戦端を開いていたサマルティア族との講和を成立させました。この講和は、形勢不利であったサマルティア族にとって願ってもない話でした。マルクス・アウレリウス帝の体勢が調った頃、東方へ出立する前に自体は解決していました。叛乱の首謀者カシウスは、175年7月に指揮下の百人隊長によって殺されていたのです。カシウスの叛乱は、マルクス・アウレリウス帝の手を煩わせることなく、始まってたった3ヶ月で終結しました。そこで、急遽カッパドキア提督マルティウス・ヴェルスをシリアの入れて、属州のパレスティナ、ヨルダンの軍団を自分の指揮下に入れました。パルティアとの戦いの前線に指揮官がいないのは致命的だからです。その後に、マルクス・アウレリウス帝はカシウスの叛乱の事後処理として自らオリエントへ向かいました」
乃梨子「え? そのアヴィディウス・カシウスの叛乱と迫害がどういう関係なワケ?」
志摩子「まあ、最後まで聞いて。
 この事後処理の最中、西方では異変が起きていました。北方ゲルマンの一部族が、ライン河防衛戦を越えて攻めてきたのです。平和な日々を過ごしていたガリアの人々は、この侵攻に大きな不安を覚えました。皇帝礼拝の盛んなリヨンは、これを神の怒りと信じていて、危機を乗り越えるには盛大な祝祭が必要と考えました。毎年8月1日に行われる剣闘士競技と古来の供犠式です。供犠式とは、神に生け贄を捧げる儀式のこと。リヨンの支配層は、供犠式への参加を頑なに拒否していたキリスト教徒を犠牲として神々に捧げて怒りを静めようとし、民衆の不安を取り除こうとしました。また、キリスト教徒は自分達だけで閉鎖的なコミュニティーを形成していたところも、民衆から反感を買っていました。しかし、大規模な祝祭の開催は財政的負担が大きいです。そこで、マルクス・アウレリウス帝がまだオリエントにいた176年に、剣闘士の費用の減免と死刑囚を安価にトリンクイ(人身御供)としてもらう請願が行われました。はたして、この請願は177年に元老院議決されました。問題は、死刑囚を多数集められないことです。それは意外と簡単に解決しました。リヨン民衆のキリスト教憎悪を利用して、次々とキリスト教徒を逮捕、死刑判決者にしたのです。ただ、この時リヨンの提督に出されたアウレリウス勅令にはこうあります。

 キリスト教徒であることを告白するものは、死に至るまで鞭または棍棒で打つべきである。しかし棄教したものは釈放すべきである

『世界宗教史叢書 キリスト教史 I』著・半田元夫 今野國雄 山川出版社
 この勅令はトラヤヌス勅令に従ったものですが、リヨンの総督は棄教した者を釈放していませんでした。もともとリヨンの迫害は、一部の異教徒たちがキリスト教徒に対して暴動を起こしたことから端を発しています。そうと知ってか知らずかアウレリウスの勅令には、ハドリアヌス勅令に関して触れていません。
 もし属州民がキリスト教徒に対して、法廷に告発を明らかに確証できるなら、彼らにその手続きを行わせよ。群衆の要求や単なる騒々しい叫びに従ってはならない。
 もしなんぴとかが告発を行い、キリスト教徒が方に反することを行っている事実を示すならば、その犯罪の軽重に従って判決を下せ。が、もしなんぴとかが下心があって偽の告発を提出しようとするなら、その偽の告発者に対して訴訟手続きを取れ。

『世界宗教史叢書 キリスト教史 I』著・半田元夫 今野國雄 山川出版社
 このハドリアヌス勅令は、キリスト教徒に対する保護を踏み込んだ形で示した勅令です。それを無視して出したアウレリウス勅令は、マルクス・アウレリウス帝のキリスト教徒に対する厳しい姿勢を現したものと言えます」

つづく

 ★>ふーかさん(Like or Love?)
>えっとね、ウチって休止したらしいんですよね?
>ですが、所詮それ自体が無理な話だったんですよ。
>要するに……。
>止められないから復活しますってことで。
>お騒がせしてすみませんでした!!

 あいさつ代わりだ。
 ∧_∧  \\ 
( ・∀・)   | | ガッ
と    )    | | 
  Y /ノ    人  
   / )    <  >_∧∩
_/し' //. V`Д´)/ 
(_フ彡        / ←ふーかさん

追記
 もっとも、ふーかさんの復帰に前後して、私はニュースパートを休みまくっているけどさ。

 ★>(福)さん(Fuku Diary)
>「ふたりはプリキュア」によって壊れた大きいお友達のことを、「プリキュアン」と呼んではどうか、と提唱してみる。
 プリキュアンたる者、プリキュアンのマストアイテムカードコミューンカードコミューンホルダー買っておくべきなのですが、何故かカードコミューンホルダーだけ売っていません。そういえば、この前あるおもちゃ屋さんでカードコミューンの現物を「へぇ〜」と思いながら手に取っていたら、小さな女の子がジーッと見てました。その時は、風邪をひいていてマスクをしていた上にニットキャップを被っていたので、どう考えてもパッと見はアヤシイおにいさんそのものでした。何事もなかった様にカードコミューンを棚へ戻しその場を離れましたが、心は10メートル先の崖から飛び降りていました。ヘンなおっちゃんと思われた、と思うだけで泣きそうになりましたが、泣きませんでした。男の子だから。
 でも、そのうち買います。
 というわけで、『セーラームーン』と『おジャ魔女どれみ』を見たことが(ほとんど)ない私でもおすすめの『ふたりはプリキュア』をみんなで見よう。

200402-18 NEWS

お休み

200402-19 DIARY

『終わってないけど、終わりました』

瞳子ちゃん  ★なぜなにマリみて“血のヴァレンタイン− My Bloody Valentine”(下)その3

乃梨子「聞いていると、マルクス・アウレリウス帝が迫害をしたというより、民衆が勝手に盛り上がった感じですね」
志摩子「現実としてその通りよ。その証拠にマルクス・アウレリウス帝は、迫害そのものに直接関与していないわ。リヨンの提督もね。実際に死刑判決を下したのは、リヨンのガリア民による自治機関よ」
乃梨子「あれ? リヨンの提督にアウレリウス勅令が届いたのだから関係あるのでは?」
志摩子「でも、リヨンの提督は迫害を指示していないわ。しいていうなら、勅令が届いても民衆の騒ぎに見て見ぬふりをしていた、と言ったところかしら」
乃梨子「これが、前に言っていた局地的迫害なんですね」
志摩子「その最たる例ね。でも、これから話すのは、国家がキリスト教徒を迫害した話よ。 キリスト教徒の迫害が、中央政府の意志で全国的に行ったのは紀元250年。即位直後のローマ皇帝デキウスは、帝国の統一を強化するため、全ての国民にローマの神々の供犠式典への参加を義務づける勅令を出しました。恐らく、国内外の情勢悪化による国民不安を神々に生け贄を捧げることで救おうとした、と考えられます。先帝のフィリップス・アラブス帝キリスト教徒に寛容だっただけに、デキウスの勅令による迫害はキリスト教史においても際立った印象を持ちます」
乃梨子「それまでの寛容政策を、何で急にやめたのですか?」
志摩子「ローマの教会は、今までのキリスト教徒寛容政策によって、皇帝が無視できないほどの組織力を強くしていきました。そこで249年末、まずキリスト教の高位聖職者を狙って迫害しました。翌年3月にデキウス帝が一般信徒を対象にした勅令を公布。この勅令は、キリスト教徒にだけ要求されたものではありませんが、結果的にキリスト教徒を困難な事態へ追い込むことになりました。勅令を拒否するものは、容赦なく処刑されるのです。この迫害に際しては、偶像の神々の前に香炉を焚いて生け贄(家畜)を捧げ、その肉を食べることで、神々に対して犠牲を捧げたことを証明する供犠証明書(リベルス−libellus)を発行しました。これを手に入れることで、神々への供犠を免ぜられたのです。多くのキリスト教徒がこれを手に入れようとしました。一時的に背教しても、また再び教会へ迎え入れられてからです。しかし、最後まで信仰を貫き通したキリスト教徒は殉教者となりました」
乃梨子「つまり、民衆の中から叛乱の根になりそうなものを潰したわけですね」
志摩子「そんな感じよ。そのデキウス帝は、251年6月末にゴート族との戦いで戦死。次のトレボニアヌス・ガルス帝で一時的に全国的迫害は無くなりましたが、ウァレリアヌス帝が再び迫害を始めました。
 迫害が始まったのは、ウァレリアヌスが帝位に就いて4年経った257年8月。突然、キリスト教徒迫害第一勅令を公布しました。これは、キリスト教の礼拝と集会を禁止する勅令で、聖職者のみを対象としました。勅令によって、多くの聖職者が国外や辺境に追放されました。1年後の258年の夏キリスト教徒迫害第二勅令が公布。その内容は、
 司教、司祭、助祭は直ちに処刑されるべきである。一般信徒も信者であることを固執すれば処刑される。なお、元老院議員をはじめとする一般信徒の有力者はその地位を剥奪され財産を没収される。宮廷にいる解放奴隷は、奴隷の身分に戻され鎖につながれて帝室領の強制労働に送られる。

『世界宗教史叢書 キリスト教史 I』著・半田元夫 今野國雄 山川出版社
 という極めて厳しいもので、全国的に迫害が起こり、追放処分だった聖職者も再び捕らえられ処刑されました。ところが、ウァレリアヌス帝がペルシアとの戦いに敗れ、260年1月にシャープール一世の捕虜となった時に、息子で副帝ガリエヌスの政策転換によって迫害も終わりました。
 ガリエヌスが単独帝となると、迫害の中止だけではなく教会への財産返還もあり、キリスト教に対して好意的な面を見せました。しかし、あくまでも政治的配慮であり、キリスト教そのものを認めたわけではありませんでした。以後キリスト教徒は、散発的迫害はあっても約40年間を平和な時期を過ごしました。
 とまあここまでが、この前に話した聖ヴァレンティヌスが亡くなるまでに起きた、ローマにおける主なキリスト教徒迫害の歴史ね」
乃梨子「……=■●_」
志摩子「あらあら、どうしたの乃梨たん?」
乃梨子「う〜ん、頭がスポンジになっちゃうよ〜
志摩子「98式AVイングラムに乗ったばかりの泉野明みたいなことを言わないの。この話には、ちゃんと続きがあるんだから」
乃梨子「はぁ?」
志摩子「でもそれは別の機会に、ね。それに今日はバレンタインデー。とっておきのプレゼントを用意したのよ」
乃梨子「本当ですか。ありがとうございます」
志摩子「じゃっじゃーん」

『リベリオン −反逆者−』

乃梨子「…………_| ̄|● ん? バレンタインカード?」
      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\   開幕前、病院で入院中の子供に会ってね。
    /             \ その子は、ボクのファンだって言うんだ。
   /                 ヽ そして、その子は言ったんだ。
    l:::::::::               | 「横浜の100敗が見たい。」
    |::::::::::   (●)    (●)   | ボクは言った。
   |:::::::::::::::::   \___/    | 「よしわかった!君の為にやってやる!
    ヽ:::::::::::::::::::.  \/     ノ その代わり、君も早く病気を治すんだよ!」ってね。

                               
                / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
              /            \ 
             /                 ヽ
             l     \,, ,,/     :::::::::| っていうのはどうだろう!
             |   (●)    (●)   ::::::::::|
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     ∧_∧ェへへ|ヽ     \/  .:::::::::::::::::::ノ
    /:彡ミ゛ヽ;)|_,|_,|_,ヽ  `、            /
   / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i⊂) |    | \   / |   l 
  / :::/;;:   ヽ ヽ ::lノ  \   |___>< / ヽ
 ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄
乃梨子「
       \\ 
( ・∀・)   | | ガッ
と    )    | | 
  Y /ノ    人  
   / )    <  >_∧∩
_/し' //. V`Д´)/ 
(_フ彡       / ←志摩子

参考資料
『ローマ皇帝礼拝とキリスト教徒迫害』著・弓削達 日本基督教団出版局
『キリスト教史 1』著・ジャン・ダニエル 編訳/監修・上智大学中世思想研究所 平凡社
『世界宗教史叢書 キリスト教史 I』著・半田元夫 今野國雄 山川出版社
『ローマ皇帝歴代誌』著・クリス・スカー 監修・青柳正規 訳・月村澄枝 創元社
『地図で読む世界の歴史 ローマ帝国』著・クリス・スカー 監修・吉村忠典 訳・矢羽野薫 河出書房新社
『ブックス・エソテリカ第16号 キリスト教の本 上下』 学研
『ローマ人の物語VII 悪名高き皇帝たち』著・塩野七生 新潮社
『ローマ人の物語XI 終わりの始まり』著・塩野七生 新潮社
『聖ヴァレンタイン物語 ちょっぴり怖い聖人たちの「黄金伝説」』著・森実与子 三一書房

参考サイト
古代ローマ (ローマの歴史とコイン):古代ローマ帝のコインと共にローマの歴史を語るサイト。
時空の扉:古代ローマ史を語る『Museo della Civilta Romana』の他に、ビックリマンワールドの歴史と用語事典のある『ビックリマン』があります。
Reichsarchiv 〜世界帝王事典〜

 ★当初の予定を大幅にオーバーして『なぜなにマリみて“血のヴァレンタイン− My Bloody Valentine”』編終了。冗談ではなく疲れました。
 日記タイトルに終わっていないけど≠ニあるように、今回のネタにはまだ続きがあります。303年のディオクレティアヌスの迫害と312年のコンスタンティヌスの公認(ミラノ勅令)です。これは、キリスト教徒迫害の歴史においてかなり重要な出来事なので、いずれ書きたいと思います。
 なお、その1〜3の連結版は、加筆修正を加えた上で後日公開します。

今日のお買い物
作・CLAMP『ツバサ 4』

200402-19 NEWS

お休み

200402-19 DIARY

『今日からニュースパートを再開』

祐巳ちゃん  ★なぜなにマリみて“血のヴァレンタイン− My Bloody Valentine”(下)の加筆修正が終わったので正式に公開しました。なぜなにマリみて 総集編からご覧になってみてね。
 というわけで、今日の更新分から再びニュースサイトっぽくなります。どうかよろしこ。

 ★マーガレット版『マリア様がみてる』を読んでいると、祥子さまが可南子ちゃんに見えてなりません。いや、気のせいでも見間違いでもなくって。

今日の読了
著・深沢美潮『デュアン・サークII 魔法戦士誕生(上)』

今日のお買い物
著・田中芳樹『クレオパトラの葬送 薬師寺涼子の怪奇事件簿』

200402-19 NEWS

topに『ファイアーエムブレム 封印の剣』絵:エレン&ルゥ(マイソリテア)

topに『マリア様がみてる』絵:瞳子ちゃん(2/20)(イヌドリルロリータエンジン)
 春の風にドリルも揺れます。

topに『マリア様がみてる』絵:蓉子さまと江利子さま 「江利子さんタイ、きれいな形よね」(2/20)(辛子家族−MustardFamily−)
 可南子ちゃんが……。

絵日記に『マリア様がみてる』絵:ネコ由乃んの必殺ハリセン(2/20)(Woods Village Party)

topに『ふたりはプリキュア』絵:なぎさによりかかり寝のほのか
diaryに『ふたりはプリキュア』『ヘンリー・ダーガー 非現実の王国』絵:ほのか/ヴァイオレット(The'90s is not END)


topに『マリア様がみてる』絵:ふんわり志摩子さん(Spica)
 10万hitおめでとうございます。

絵日記に『美鳥の日々』絵:春日野美鳥(2/21)(KAZUHA ROOM)
 私も美鳥よりは貴子の方が好き。ああいう、恋の努力が報われないタイプの女の子は応援したくなります。

diaryに『マリア様がみてる』絵:蔦子さん ツタコさまがみてる(2/20)(HONEY DROP)
>ついでにワンダースワンの嫌なところ
>・FF3がいまだに出ない…(3のために買ったんですが…)

 ハゲしく同意。どうして、えらい人はFF3の発売(開発)に踏み切れないかなあ。この際、ワンダースワンじゃなくてPSへの移植でも良いから発売してほしいです(むしろ、これが理想的)。
 FF4は、ピンクのしっぽ&アダマンアーマー欲しさにプレイタイムをカンストするくらいの勢いでプレイしました。

topに『マリア様がみてる』絵:黄薔薇ファミリー4コマ(2/20)(CYTOKINE_web)
 すがわらくにゆきチックなオチが素敵。

戯言に『マリア様がみてる』絵:祥子さま(2/20)(六角)
 六角さんところのマリみてwebコミックをいつ頃からチェックしてないのかと思い出してみたら、ちょうど1週間前の12日からでした…………ダメすぎ_| ̄|●

山百合会 三薔薇体制成立史(アレストツェレ)
 この後に泥沼の薔薇の館の学園紛争が起こるわけ(苦笑

『サムライスピリッツ零SPECIAL』大阪ロケテ情報まとめ(リムルル攻略 まとめサイト)本能主義より)
さばいぶのいえさんも『サムライスピリッツ零SPECIAL』大阪ロケテレポ(2/20)(さばいぶのいえ)
 羅将神ミヅキが使えるようになったのは嬉しいけど、チャムチャムは復活せず……_| ̄|●

NEOGEO終焉!「KOF」など新作の概要が明らかに(SOFTBANK GAMES)
 『サムライスピリッツ AW(仮称)』の

>キャラクターも大胆に変えていくと聴いています。

 に言い知れない不安を感じます。

真・女神転生III マニアクス,3月で生産終了(SOFTBANK GAMES)
 DC版『サイヴァリア2』の購入を回避したので、こっち買おうかな。

ケイブ、「エスプガルーダ」サントラCDを3月15日発売 さんたるる氏担当のケイブ次回作BGMも収録(GAME Watch)

ナムコ、「ゼノサーガ EPII」続報 新情報が続々公開に!!(GAME Watch)
ナムコ、「ゼノサーガ フリークス」続報 ドタバタアドベンチャー「ぜのコミ」を紹介(GAME Watch)

コラム:ゲーマーの目『ロスト・チルドレン』(Mainichi INTERACTIVE ゲームクエスト)

阪神:新人筒井ガチガチ、緊張の1軍合流(nikkansports.com)

巨人:移籍のローズが満塁弾−セ投手適応へ研究の日々(SANSPO.COM)

日本ハム:新庄サク越え7本、スコアラー警戒(nikkansports.com)
 ぶっちゃけありえな〜い。

第21回フェブラリーステークス(GI)枠順確定〜アドマイヤドン5枠10番!(SANSPO.COM)
 正直、アドマイヤドン本命で、あとは相手探しでしょ。それが難しいんだけど。

ドバイワールドカップ〜リージェントブラフ選出(ラジオたんぱ競馬実況ホームページ)

阪神の私設応援団会長を逮捕(デイリースポーツonline)

200402-21 DIARY

『戦闘犬』

可南子ちゃん  ★マリア様がみてる 我が闘争

推理小説同好会の人「うごくんじゃねえ、動けば……この女の頭ぁ吹っと……」
乃梨子「やれば」
推理小説同好会の人「!!」
志摩子「我々山百合会の幹部は敵に屈したりしないはずだ。紅薔薇のつぼみはきっと『自分はどうなってもいいから敵を倒せ』と思っているに違いない。そうでしょう?」
乃梨子「この尊い自己犠牲≠フ心は、私たちは一生忘れません。ああなんて素晴らしいんでしょう。
 リリアン女学園のなめるなよ邪教徒。山百合会の歴史は戦いの歴史だ。異端審問と派閥闘争で屍山血河を築いてきた世界最強の生徒会だ」
志摩子「我が学園の地上代行者山百合会は!! 貴様ら邪教徒なんぞに決して負けん!! 『さよなら』だ」
今日のお買い物
著・田中芳樹『東京ナイトメア 薬師寺涼子の怪奇事件簿』

200402-21 NEWS

topに『ビスケたん』絵:ビスケたん(2/21)(ももきゅーのページ)
 メールを戴いたのに今までリンクを貼らないで、正直、すみません……_| ̄|● リンク集へ追加は、後日必ず……。

topに『ふたりはプリキュア』絵:女の子座りほのか(2/21)(ぽもさいと)
 下絵の方には、お尻がえっちなほのか。

topに『ふたりはプリキュア』絵:ほのかとなぎさのちゅー……(2/21)(Demag home Page)

topに『マリア様がみてる』絵:ブラのホックを外す妖精 ブラ・ギガンティア(2/21)(丸岩クリニック)

topに『R.O.D -THE TV-』絵:読子・リードマン(2/21)(lowlife)
 今日になってやっと、今週の『R.O.D -THE TV-』を見ました。読子とナンシーが出てきたのは、判っていたとはいえ嬉しいですよ。でも驚いたのは、ウェンディが読子に見せつけるように壮大な焚書を行うところ。一体何が、ウェンディを変えてしまったのでしょう。

日記に『ギャラクシーエンジェル』絵:フォルテさん(2/22)(銀の天秤)

topに『マリア様がみてる』絵:可南子ちゃん 「この二人さえいなくなれば祐巳さまは私だけのものに…」(2/21)(辛子家族−MustardFamily−)
 どうしてみんな、可南子ちゃんをダークヒロインっぽく描くかなあ。そのうち「エコエコアザラク、エコエコザメラク、エコエコケルヌノス、エコエコアラディーラ」って唱え始めるんちゃうか、と。

関連サイト
魔女達の競演−魔法少女の呪文集(Kosmos Traums Ratsels)

topに『マリア様がみてる』絵:聖さま、祐巳ちゃんに三薔薇体制成立史を教える 「祐巳、白薔薇さまの言葉を真に受けるとバカを見るわよ」(2/21)(アレストツェレ)
>クイズといえば、アメリカ横断ウルトラクイズが世界一周に拡大して帰ってこないかなーとか思ったり
 クイズ番組が華やかだったあの頃が懐かしいです。『カルトQ』『IQエンジン』とか。バラエティ系クイズ番組では、『クイズ世界はSHOWbyショーバイ』が群を抜いて面白かったです(クイズ以外のところで)。
 ちなみに今のクイズ番組でまともに見ているのは、『世界ふしぎ発見!』『全国高等学校クイズ選手権』だけ。

萌えフィギュア「週刊わたしのおにいちゃん」が東京都写真美術館に登場(Excite ニュース)◆Intermezzoより)
 フィギュアを展示するなら、『赤毛のアン』や『アルプスの少女ハイジ』のように、もっと美術館に相応しいものがあるだろうに……。

阪神:藤本、右脇腹から腰に違和感(nikkansports.com)
阪神:鳥谷vs藤本の遊撃バトル判定は?(nikkansports.com)
 試合内容は、ほぼ五分。でも、ケガによる不戦勝で鳥谷の勝ち。

日本ハム:新庄、実戦15打席目で初打点!(nikkansports.com)

ダイエー:松中が3年契約で更改−出来高含め10億5000万円(SANSPO.COM)

中日:川崎に復活の兆し(SANSPO.COM)

中日:中日ドラゴンズファンが集まる中華料理店「ピカイチ」の兵頭店主死去(SANSPO.COM)

もっとパワーが必要なマクラーレン 解決策はあるようだが・・・(F1-Live.com)

B・A・R、バレンシアのテストを終えて 3人体制のテストは順調(F1-Live.com)

第39回クイーンカップ(GIII)〜ダイワエルシエーロ早春の府中から桜に名乗り(ラジオたんぱ競馬実況ホームページ)

第97回京都記念(GII)〜シルクフェイマスは止まらない!(ラジオたんぱ競馬実況ホームページ)
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