★私が徹夜したり早起きしたりする4日間。THE OPEN　第133回全英オープンが始まりました。
　今回、番組MCに元プロテニスプレイヤー松岡修造を抜擢。しかし、正直あなたほどゴルフ場の似合わない男はいません。あなたの熱血トークはゴルフ場では暑苦しいので、お願いだからあまり喋らんといて。

　★あなたにとって最高のゲームノベライズは何ですか？（コンピューターゲーム編）アンケートとあなたにとって最高のゲームノベライズは何ですか？（アナログゲーム編）アンケートの締め切り＆新企画準備中です。早々と締め切る理由。前者は目的を達したから。後者は、それなりに成果はあったが企画倒れに終わりそうだから。
　今募集予定の新企画は『あなたにとって最高のファンタジーノベルは何ですか？』。ファンタジーと言っても現代を舞台としない異世界ファンタジー限定ね。SF作品は、サイエンスフィクションよりスペースファンタジーと解釈できるならOK。その辺の判断は各自にまかせます。

　★＞テラチュウさん(BOGARD La+)
　topページの画像を見てすぐ『トラブルチョコレート』略してトラチョコと判りました。ちょっと懐かしいです。あのアニメは、前半30分アニメ、後半15分トークという変わった構成だったことを覚えています。あと『トラブルチョコレート』の公式webサイトってまだ残ってたんですね。

＞長いからって強制的に短縮されるアニキャラって他にもいたよねー。
　某SFアニメのヒロインは、アブリアル・ネイ＝ドゥブレスク・パリューニュ子爵・ラフィール略してラフィール。劇中での「ラフィールと呼ぶがよい」という台詞は、そのアニメを印象づける名台詞でしたね。原作小説では、アブリアル・ネイ＝ドゥブレスク・ベール・パリュン・ラフィール。
　ちなみに主人公は、リン・スューヌ＝ロク・ハイド伯爵公子・ジント略してジント。原作小説ではstrong>リン・スューヌ＝ロク・ヤルルーク・ドリュール・ハイダル・ジント。

関連サイト
3DCGになったヒナノイ(トラチョコ関係ページ chocobox-r)
　こりゃすごいです。かなり良くできてます。

　★新アンケート企画始動！

「このファンタジーがすごい！」アンケート

　今回は、結構マジメです。あの素晴らしいファンタジーをもう一度。

追記
　リンク先では、あたかもアンケートに崇高な目的があるかのように書いてありますが。ホントは、「ミステリー、SFと来たら次はファンタジーやろ」という安易な理由だなんてナ・イ・ショ。

　★今日のお買い物。

　本日の注目は、右上にある月嶋つぐ美さんの『天使的探偵団　1』です。最初にはっきり申しましょう。書店で初めて見た時にビビッと来て、思わずカバー買いしました。
　剣道が得意の元気少女はぁちゃん（音無春希）。冷静な判断力を持つあーちゃん（浜野綾子）。したたかでおませなお色気（？）担当じゅんちゃん（嵯峨純子）。この3人娘が町の事件を解決に導く、いわゆる少女探偵団風マンガです。幼稚園児が主人公なので、てっきりほのぼのミステリーなのかと思っていましたが、全然そうではありませんでした。ミステリーコミック誌の代名詞といえる月刊サスペリアミステリーに連載している所為か、遭遇する事件は思いっきり猟奇殺人事件です。幼女を拉致監禁したり、人体発火現象風に殺したり、首を切断したり、女性が裸で絞殺されたりします。でも、3人娘の父親は警察官（官僚）なだけあって、興味深い事件にはすぐ首をつっこみます。この娘達にとっては、探偵ごっこの延長線上なので、どんな事件も嬉々として楽しそうに独自調査をするのです。この無邪気さと事件のギャップが、『天使的探偵団』の面白さと言えます。

おまけ
　とっても素敵な裏カバーイラスト。


追記
　上のイラストにあるあーちゃん（一番左の女の子）は、第1話で改造エアガン（ベレッタM93Rサイレンサー付き）を使って不良中学生を撃った眼鏡＋デブ＋オタクの中学生丸田重夫と後に結婚します。

「やったわね。じゅんちゃん！」
「うんっ！！　おかげで都合良く武器が手に入ったわ。
　それにしてもすっごいオタクーッ、って感じの中学生でさァ。ぜんぜんもてそーにないしィ〜〜。将来奥さんになる人の顔が見てみたいわ〜〜〜〜」

画：月嶋つぐ美　作：金子玲美『天使的探偵団　1』　25ページより

　「お前だ〜っ」と心の中でつっこみました（笑

　★横浜が勝てません
　今日は勝ちました。

　★先日、急遽始めた「このファンタジーがすごい！」アンケートをパワープッシュ中。「以前行った『あなたにとってのonly oneライトノベルは何ですか？』アンケートとどこが違うの？」というツッコミは禁止（笑　今回はあくまでもファンタジー小説限定なんですから。
　それから、はっきりと明記していませんが、一応ライトノベルに限定していません。

　★マリア様がみてる　懲りない剣道部員・田沼ちさとのなんだかんだ

ちさと「阪神が中日相手に爆勝したわ。ホッジス弟サイコー！」
乃梨子「横浜も7本塁打で快勝！」
ちさと「デュアルオーロラウェーブ！
　　　　　　( ﾟ∀ﾟ)人(ﾟ∀ﾟ )　　　」乃梨子
乃梨子「って、何をやらすんですか！」
ちさと「それはさておき、にわかに球界再編論争が盛り上がって参りました〜」
乃梨子「ちさとさま、もうその話はしないんじゃなかったんですか？」
ちさと「だって、今週はあの“闘将”星野GMが久万オーナーと野崎球団社長等と会談。星野GMは、2リーグ制のデメリットを訴えたわ。これに納得した阪神は2リーグ制維持へ動き始めたわ」
乃梨子「星野さんはGM（ゼネラルマネージャー）ではなくSD（シニアディレクター）ですが」
ちさと「ええやん。すでにGMみたいなもんやん」
乃梨子「まあどうでもいいですけど。それより、今のセリーグ首脳陣は、確かに阪神を中心に動いていますね。それまで、1リーグ制やむなしと言っていた横浜、広島、ヤクルト、中日が、星野会談の次の日に2リーグ維持と発言を覆しました。これで、セリーグの1リーグ派は巨人のみ。一夜にして孤独な戦いを強いられました」
ちさと「さらに先日、野崎球団社長は、広島の松田オーナーと中日の西川球団社長と会談し、2リーグ制維持への5項目について合意に達したわ。今後、横浜、ヤクルト、巨人と個別協議していく予定ね」

3球団の合意5項目
（１）来年度から交流戦実施
（２）完全ウェーバーに近いドラフト制改革に着手
（３）年俸減額幅の拡大
（４）新規参入の加盟料撤廃
（５）「近・オリ合併」が1リーグ制を目指す手段なら撤回要求

7月17日付けデイリースポーツより

ちさと「そもそも、セリーグで巨人と阪神以外の4球団は1リーグ制に慎重、もしくは反対の意見を出していたわ。ところが、巨人の渡辺オーナーの発言やオーナー会議で西武の堤オーナーが『もう一球団合併ある』発言から一気に雰囲気が1リーグ制へ傾いた」
乃梨子「正直、テレビや新聞の記事を読んでいても、案外セ・オーナー達はあの場の空気に流されたんじゃないかと思えるフシはあります」
ちさと「特に堤オーナーの発言は、何の申し合わせもなく唐突に言ったらしいからね。しかし、パのロッテ、日本ハム、ダイエー、西武にまだ合併の動きはないわ。合併できればしたい、と思っている球団があるのは事実だけど」
乃梨子「そういう球団の空気を感じ取って、先手を打った可能性はありますね」
ちさと「でも、合併は難しいわよ。パリーグの残りの球団は、合併しても自分のところは残したいと思ってるから。なんて言うの、球団のエゴむき出しって感じ」
乃梨子「つまり、吸収合併に近い形を望んでいる訳ですね」
ちさと「どこの球団も、そんな合併案を飲むワケがないのにねえ」
乃梨子「これで、合併して1リーグ制を望むパ球団＋巨人と2リーグ制維持のセ5球団という図式が生まれました」
ちさと「巨人と阪神戦が組めることで入場料収入＋放映権料を多少プラス修正できる1リーグ制。今のパリーグにとってはメリットしかないけど、セリーグからすれば1試合1億円と言われる巨人戦の放映権料が減るからデメリットの方が大きいわ。一部では、放映権料をコミッショナー管轄にして平等に分配するメジャー方式を採用したい考えも出てるけど、ナベツネが『みんなで分けようなんて原始共産社会にしようというのと同じ』と言って猛反対したわ」
乃梨子「ファンや選手の合併＆1リーグ制反対の声を聞いて、オーナー達が動いていると思ったら、実はかなり利権の絡んだ話だったということですね。それに、17年間オールスターゲームのメインスポンサーを務めたサンヨーの井植会長が、『東西対抗戦ならスポンサーを降りる』と言い切りましたし」
ちさと「利権だろうと何だろうと、2リーグ制を維持して、あわよくばパリーグが再び6球団で再開できることを願うわ」

関連ニュース
エゴを捨てきれない球団…そして選手(SANSPO.COM)
阪神・野崎社長「１リーグありきの合併は絶対反対」(SANSPO.COM)
神・中・広が合意…新球団容認(デイリースポーツonline)
阪神と広島、中日が２リーグ維持合意(スポーツ報知)

　★「このファンタジーがすごい！」アンケートとほぼ同時進行で、こっそりこんなアンケートも始めました。

イラストに騙されたライトノベルは何ですか？

　この企画を以て、うちのサイトとしてのライトノベルアンケートは全て終了。とりあえず、やりたいことはやったという感じです。

　★近所のセブンイレブンで、カバヤの『世界の神話　〜第3集オリエント神話編〜』の最後の1個を購入し、アヌビスを（σ・∀・）σゲッツ
　これで、シークレット以外をコンプリートしました。

　もう、自分の知ってる範囲のお店に『世界の神話　〜第3集オリエント神話編〜』は売っていません。本当に最後の最後で、アヌビスを引き当てたことをマリア様に感謝します。

追記
　ちなみに、写真の奥にちょっとだけ写っているテレビの映像は、にっくき巨人のアベシンがサヨナラポームランを打った打席の映像。アベシンは、当然のようにヒーローインタビューの第一声で「最高です！」。お前、巨人が首位に立つまで「最高です！」を封印したんじゃなかったのか？

　★ライトノベルについて50の質問(TREASURE BOX)(まいじゃー推進委員会！より)
　この質問に回答中なので、ニュースは休みっぽいです。回答が出来上がったらすぐアップします。

　★当サイトでリニューアルしていない最古のコンテンツといえる『2002年JRA全重賞レース＆トライアルレース成績』のリンクをカット。というか、ディレクトリ名を間違えていて、1ヶ月半もアクセスできなかったことに気がつかなかったので、さくっと削除しちゃいました。
　これで、当サイトが開設以来残してきた競馬コンテンツは、全て無くなりました。バックアップにはちゃんとあるけどね。

　★気合と根性のみで、ライトノベルについて50の質問(TREASURE BOX)に全て答えました。正直、ちょっと納得がいっていない答えや「ライトノベルちゃうやろ」という答えもありますが、もう質問の答えを埋めるだけでいっぱいいっぱいです。大体、第1問目が「好きな委員長」ってなによ！？　ああ、もうこの質問を考えた香具師を呪ってやる！（苦笑

■ライトノベルについて50の質問■

好きな委員長：山多田大三『レヴァイアサン戦記シリーズ、わたしのファルコンシリーズ』（＊1）
好きな魔法使い：メルヴィ『メルヴィ＆カシムシリーズ』
好きな幹部：リディア・クーリィ准将『戦闘妖精雪風』
好きな剣士：リロイ・シュヴァルツァー『ラグナロク』
好きな幼馴染み：ヴィルヘルム・シュルツとアリソン・ウィッティングトン『アリソン』
好きな王(皇)子：カイルロッド『卵王子カイルロッドの苦難』
好きなパートナー(コンビ)：ラフィールとジント『星界の紋章』
好きな(女)王様：薬師寺涼子『薬師寺涼子の怪奇事件簿』
好きな兄弟姉妹：アンディ・クルツとエフェメラ・クルツ『ルナル・サーガ』
好きな姫：タリア『コクーン・ワールド　1　黄昏に踊る冒険者』

好きな国：オーファン『ソード・ワールドシリーズ』
好きな都市：ファン『ソード・ワールドシリーズ』
好きな伝説：アーサー王の伝説『新訳アーサー王物語』
好きな料理：チキンブロス『戦闘妖精雪風』（＊2）
好きな書物(種類問わず)：災厄の書『アラビアの夜の種族』
好きな服：大英図書館支給の制服＆コート『R.O.D』
好きな大陸：アハーン大陸『聖刻1092シリーズ、剣の聖刻年代記シリーズ』
好きな果物：リンゴに似ているけれど、リンゴよりずっと甘くて濃厚な味のする黄色い果物『ブレイブ・ストーリー』
好きな遺跡：梯子山（スケイル）『小説ウィザードリィII　風よ。龍に届いているか』（＊3）
好きな組合(ギルド)：西方工呪会『聖刻1092シリーズ、剣の聖刻年代記シリーズ』

好きな呪文：ヴァーナ・フール『アビス・ワールド　2　冥土に羽ばたく冒険者』（＊4）
好きな宝石：聖刻石『聖刻1092シリーズ、剣の聖刻年代記シリーズ』
好きな武器：ラグナロク『ラグナロク』
好きな色：サーモンピンク『マリア様がみてる』
好きな部族：鳥人族ミュルーン『ルナル・サーガ』
好きな楽器：リュート『ロードス島戦記』（＊5）
好きな歌：レベルアップおめでとうの歌『フォーチュンクエスト』
好きな旅：フロドと旅の仲間が指輪を捨てに行く旅『指輪物語』
好きな贈り物：ソードがレティシアにあげた花束『あなたに逢いたい　風の歌星の道外伝』
好きな庭：ザーンの屋上庭園『ソード・ワールド・ノベル　新サーラの冒険　奪うことあたわぬ宝』

好きな演説：ギレン・ザビ閣下の演説『機動戦士ガンダム　I』（＊6）
好きな台詞：「ラフィールと呼ぶがよい」『星界の紋章』
好きな飲み物：アップルサイダー『サイダーハウスルール』（＊7）
好きな動物(動物キャラでも可)：ユニコーン『ソード・ワールド短編集　レプラコーンの涙』
好きな幽霊：アーケ『ティルト・ワールド　1　天下無敵の冒険者』
好きな事件：銀扇座事件『銀扇座事件　上下』
好きな名前(何でも可)：ディードリット『ロードス島戦記』
好きなライバル同士：漆沢美沙生と鏡黒羽『僕はイーグル』
好きな恋人同士：読子・リードマンとドニー・ナカジマ『R.O.D』
好きな逃走劇：霧の城を脱出するイコとヨルダ『ICO　霧の城』

好きな異名：“お色気ムンムンの疾風”のマーニー『アビス・ワールド　3　奈落にときめく冒険者』
好きな海：鬼面都市バドッカの前の海『ルナル・サーガ』
好きな癖：読子さんのほっぺをひっぱるねねね『R.O.D』
好きな暦(呼び方)：帝国歴（ルエコス）『星界の紋章』
好きな祭り：宵越しの祭『∀ガンダム　上下』
好きな建物：読子ビル『R.O.D』
好きな過去：ハキュリーの過去『12月のベロニカ』
好きな神様：コクーン・ワールドとザ・ラスト・オブ・ファイブリアの語り部『コクーン・ワールドシリーズ』『ザ・ラスト・オブ・ファイブリア　かくも偉大な冒険者』
好きな学校：私立若草高等学校『若草野球部狂想曲　サブマリンガール』
好きな告白(意味の取り方は自由)：ビアトリスがハルに愛の告白をするシーン『黄金の鹿の闘騎士』（＊8）

＊1：山多田先生は一応委員長ですよ。
＊2：絶対食べたくないけどね（苦笑
＊3：最初は『ソード・ワールド』の“堕ちた都市”レックスと書いたのですが、どうもパッとしないので考え直しました。次に『アラビアの夜の種族』の阿房宮（ゾハル）と書きましたが、これもいまいち。結局、遺跡という意味ではかなり強引な解釈をして『小説ウィザードリィII　風よ。龍に届いているか』の梯子山（スケイル）にしました。
＊4：この呪文を翻訳するとこんな感じ。

ここには火の魂が浮いているはずよ。なきゃおかしいんだもん。なぜかって、わたいが怒りに燃えているからよ。このわたいが怒ってるのに、それが形にならないわけないわ。でも自分の怒りで自分が傷つくほどばかじゃないもんね。だから、この手のひらの上で揺れてんの。傷つくのは、わたいを怒らせた奴よ

＊5：もちろん、ディードリットの弾いているリュート。
＊6：これが、小説版の閣下の演説。

「……ジオン公国の栄誉ある国民一人一人に問いたい！
……諸君らの父が、友人が、恋人たちが死してすでに幾月が流れたか、思い起こすことを忘れたわけではないと信ずる。
しかし、ルウム戦役以後、諸君らはあまりにも自堕落に時を過ごしてはいないだろうか？
地球連邦軍の物量と強権の前に、屈服も良し、とする心根が芽生えてはいないだろうか？
なぜ、そのように思うのか？
選ばれた国民であるはずの、諸君らが、なぜに地球連邦軍の軟弱に屈服しようとするのか？
我、ジオンの創業の闘士、ジオン・ズム・ダイクンは、我らに言い残したではないか！
……宇宙の民が地球を見守り、その地球を人間発祥の地とすべき時代に、地球を離れることを阻む旧世代が、宇宙の民たる我らを管理支配しようとする。
宇宙の広大無比なるものは、人類の認識域を拡大して、我らは旧世代との決別を教えられた。
その新しき民である我らが、旧世代の管理下におかれて、何を全うしようというのか？
我らこそ、旧世代を排除し、地球を聖地として守り、人類の繁栄を永遠に導かねばならないのだ。
銀河辺地にあるこの太陽系にあっても、文明という灯を守り続けなければならない。
これが、ジオンの創業の志であったことは、周知である。
にもかかわらず、諸君らは、肉親の死と生活の苦しさに、旧世代に屈服しようとしている。
ジオン創業の時代を思い起こしたまえ！
地球よりもっとも離れたこの新天地、サイド３こそ、諸君らの父母が選んだ、真に選ばれた人類の発祥の地であることを思い起こせ！
ジオン・ズム・ダイクンのあの烈々たる演説『新人類たちへ』を知らない者はいない！
思い起こせよ！
我らジオン公国の国民こそ、人類を永遠に守り伝える真の人類である……！
……何の洞察力も持たない地球連邦の旧世代に人類の未来を委ねては、人類の存続はあり得ないのである。
ただただ絶対民主主義、絶対議会主義による統治が、人類の平和と幸福を生むという不定見！
その結果が、凡百の無能者と人口の増大だけを生み出してゆくのである。
その帰結する処は何か？
……無能な種族の無尽蔵な増加は、自然を破壊し宇宙を汚すだけで、何ら文明の英知を生み出しはしない！
種族の数が巨大になり、自然の体系の中で異常と認められるに至ったときは、鼠であろうと蝗であろうと集団自殺をして自然淘汰に身を任せてゆく本能を持ち合わせている。
これは、生物が自然界に対して示すことのできる唯一に美徳である。
それがどうだ！
知恵がある故に、人類は自然に対して傲然として傲慢である。
自然に対して怠惰である。
ジオンは、諸君らの総意をもって、諸君らの深い洞察力ある判断をもって、自らに鉄槌を下したのである。
人類が自然に対して示すことのできる贖罪を成したのである。
時すでに八ヶ月余り！
ここに至って諸君らが、初心を忘れたとはいわせない！
……思い起こせよ！
我、ジオンの栄光ある国民よ！
諸君らの肉親の死を追って、我、愛するガルマが死んだ！
なぜか！
……ガルマは、闘いに疲れた我らに鞭うつために死んだのである！
同胞の死を無駄にするなと叫んで死んだのである！
彼は……！
諸君の愛してくれたガルマは、ジオン公国に栄光あれと絶叫して死んだ！
なぜか！
ジオンの、いや、諸君ら、英知を持った人類による人類の世界こそ、真の人類のあるべき姿と知るからこそ叫べたのである。
ジオン公国に栄光あれ、と！
起てよ！
国民！
今こそ、我らの総意をもって地球の軟弱を討つ刻である！」

＊7：そもそも、『サイダーハウスルール』はライトノベルじゃない（苦笑　でも、小説で飲み物といったらアップルサイダー以外思いつきませんでした。
＊8：ネタバレになっちゃうけど、トリシアシリーズを読んでいるとどっちみちばれるので書きます。

「手を出そうともしなかったじゃない！」ビアトリスは食事の時の一件をむし返した。
「ああいう形では嫌だったんだ」悪戯を咎められた子供のようにハルは口ごもる。「……で、どうなんだ？」
「どうって？」
「鈍い女だな！　私のことをどう思っているかを聞いているんだ！」
「わ、わからないよ」今度はビアトリスがうつむいて口ごもる番だ。「……意地悪で、嫌味で、大っっっ嫌いだけど」
「だけど？」聞き返すハル。
「……ずっと見ていてほしい」
「えっ？」
「ずっと、ずっとあたしを見ていてほしいの！」少女は顔を上げると、ハルの胸の中に飛び込んだ。「一緒にいて、そばで見ててほしい！」
「…………」ハルは腕を彼女の背中に回し、ぐっと力を込めた。
　二度と離さないことを誓うかのように。

著：南房秀久『黄金の鹿の闘騎士』P238〜239より

　★「このファンタジーがすごい！」アンケートが割とまったりした雰囲気で流れていくのに対して、イラストに騙されたライトノベルは何ですか？アンケートは「ありえない」状況に（苦笑　まいじゃー推進委員会！さんからのリンクの影響か、それとも2chからの組織票か定かではないですけど、この票数は予測できませんでした。一応、連続投票できない設定にしてあるはずですが……。
　私は、『まぶらほ』の小説どころかアニメもコミック版（毎月買っている月刊ドラゴンエイジでも読み飛ばしています）も読んでいません。この票数から気になったので、2chのスレッドを読んでいると「こつえー氏の挿絵だから買ってる」という感じのレスをしばしば見かけます。ということは、『まぶらほ』はライトノベル最大の地雷と考えてよろしくって？

追記
　ちなみに、本当の意味でイラストに騙された小説として、私の好きなマンガ家天王寺きつねさんが挿絵を担当した小説『リーフのくちづけ』があります。正直、内容はよく覚えていないのですが、これがすごい地雷で、読後にショックを受けたことだけは覚えています。

　★今日のお買い物。

　梶浦由記さんの『MADLAX　O.S.T』をフライング（σ・∀・）σゲッツ　してうきうき気分のままついでにブックオフへ行きました。こばやしひよこさんの『おくさまは女子高生』を手に取って、そのままBLコミックスのコーナーへ。何かめぼしいものはないかとチェックしていたら、最近ちょっと注目している宮越和草さんのマンガを発見。先日、新刊の『バーリ・トゥード・フェスティバル』を読んで「この人、ボーイズラブも描くのか。他にないかな？」と思っていたところでした。
　そして、手に取ったのが『双剣の影』というボーイズラブコミック。カバーイラストと口絵イラストを見た印象では、剣道部の先輩（♀）と後輩（♂）のように見えなくもありませんが、読んでみたらちゃんと♂×♂です。
　主人公、桂木翔吾は、朝のジョギング中に神社で寝ていた青塚播磨から起きがけにキスされてしまいます。剣道部に所属する翔吾は、男にキスされたショックを引きずりつつ部活動に出ると、主将から団体戦に出場する人数一人足りないことを知らされました。どうしても、一人勧誘しなければならない翔吾は、たまたま通りがかった播磨を剣道部へ誘います。8年の剣道歴がある播磨は、入部テストの時にその実力片鱗を見せますが、結局入部を断ってしまいました。主将からどうしても口説き落とせと厳命された翔吾は、あの手この手で剣道部へ再び誘いますが失敗。その最中に翔吾は、播磨が天才剣士美松達雄の門下生で、両親がいないことから同居して家族同然だったことを知ります。そして、播磨と美松の関係も……。
　このマンガで面白いのは、翔吾が告白する前と後の播磨の変貌ぶり。物語の途中までは播磨を受けだと思っていたけど、とんでもないです。播磨は、すごい、襲い受けでした。象徴的なシーンは、3話目で志望校の下見に来た学校見学に来た神尾準之介が翔吾の知り合いで、親しげに喋っている2人に妬きもちを焼く播磨。下校途中で準之介と別れた後、播磨はわざとらしく見せつけるように翔吾にキスをします。この襲い受けのやきもちが、結構（・∀・）イイんだなこれが。
　また、この手のマンガでは、割とおざなりにしがちな剣道シーンをちゃんと手を抜かずに描いています。こういう丁寧さに好感が持てるのです。
　最後に翔吾の告白シーン。

「あの時…お前自分で剣道部に来たじゃないか。青塚…オレがお前の支えになれないか？」
「同情なんかいらないよ。あの朝だって…先生と間違えてやったんだ。ごめん…」
「同情なんかするか！　ここで美松先生を待ちたいなら待つがいいさ！　だけどな！　幽霊になったとしても…俺は絶対お前を離さないからな！」

宮越和草『双剣の影』P40〜41より

　ちょっと胸にグッと来ました。

　★あさづけ兄貴日記「ヒーーーートプロテインFINAL」を日々読んでいたら、急にlivedoor Blogがやりたくてしょうがない病を発病。来月あたりにちょっと試してみたいです。
　そういえば、私がかつてMEMORIZEを使い始めたのもあさづけ兄貴さんの日記の影響でしたよ。

　★もう既にお気付きかと思いますが、イラストに騙されたライトノベルは何ですか？アンケートにおいて、『まぶらほ（著：築地俊彦　絵：駒都えーじ）』の票数がロケットでつきぬけてしまったので、アンケートを再度作り直しました。
　新しくしたアンケートはこちら↓

【地雷を踏んだら】イラストに騙されたライトノベルは何ですか？【サヨウナラ】

　世界には約6000万個以上の対人地雷が埋まっていると言われていますが、どうやら日本の対人地雷は当たりはずれがあるみたいです。

追記
　なおアンケートは、7月25日の午前0時になったら「このファンタジーがすごい！」アンケートと共に締め切ります。がんばっていきまっしょい。

　★アニメイトにギャラクシーエンジェル第4期OPテーマ『エンジェル★ろっけんろー』を買いに行ったら、『ギャラクシーエンジェル　ベストヴォーカルCD』だけがあって目的のCDはありません。おっかしいなあと思っていたら、発馬予定表に7月23日と書いてありました。なんで同時発売じゃないんだよ、こんちきしょう。

　★『蒼穹のファフナー』第3話を見ました。内容的にあえて文句を言わないことにしましたが、それでも気になるのはただ一点のみ。キャラクターの目の下にある“線”がイヤです。