★今日の反省。
　今日の更新で、ジェネシックを出す予定でしたが、崩れました。あと、黎人がとんでもないことになりました。でも、いいよね。サンライズだし。

追記
　web拍手へのコメントありがとうございます。レスの方は、いずれまとめてやります。

　★勇者王女舞-HiME FINAL

　一方、黎人は完全改修したカグツチの力に焦りを感じていた。オーファンでカグツチは倒せない。判っていたが、ああも見せつけられれば、はらわたが煮えくり返るものだ。新たな力が必要だ。だが、それには時間を稼がなくてはならない。
「囲んで攻撃を集中させろ！　動きを止めるんだ！」
　その言葉に空へ飛び立つ3匹のイーグル・オーファンがすぐ反応した。カグツチのいる高度を3匹のデルタ編隊で飛び散開（ブレイク）。1匹がカグツチと対進状態になり、真正面からサンダーレーザーを発射した。突然の攻撃に避ける間はなく、サンダーレーザーはカグツチの体を掠めた。慌てて130度ロールして降下旋回。しかし今度は、左右から2匹が90度バンク旋回で斜め後ろに接近してきた。2匹は、僅かにタイミングをずらしてサンダーレーザーを発射し、すぐに旋回回避してカグツチから離れた。指向性を持ったサンダーレーザーは、狙いを過たずカグツチを直撃。
「ぐわああっ！」
　カグツチの体は、この程度の攻撃で傷つくことはない。しかし、フュージョンした舞衣自身は別である。サンダーレーザーを喰らった凄まじい激痛が、カグツチの体を通して舞衣を襲った。絶叫と共に舞衣は一瞬気を失い、カグツチの高度が一気に下がった。そこを狙い澄ましたように、地上から複数のクモ・オーファンが粘着糸を放出し、カグツチを絡め捕らえた。白い粘着糸に全身絡まったカグツチは、木々を薙ぎ倒して墜落した。
　千載一遇のチャンスが黎人に訪れた。黎人は刀を抜き放ち、天高く掲げた。
「今だ！　シンオウよ、フュージョン！」
　刀身と胸に下げた媛星の首飾りが紅く輝く。黎人の背後に白い球体が表れた。白い球体は黎人を取り込んでいき、上空高く舞いあがる。球体は粒子状に変化すると次々増殖して、次第に巨大な人の形を成していった。黄色い2本の角を持つ頭部。ショルダーガードも兼ねた三角形の“鬼顔”ブレストアーマーに、両腰から膝まで垂れ下がったウェストアーマー。手足もアーマーに包まれ、背中に身の丈ほどもある大剣“天羽々斬（あめのはばきり）”と日輪を背負った白き巨人。創造主、神の具現化された姿。それが、黎人のあるべき姿、真皇（シンオウ）である。
　シンオウは、天羽々斬を腰溜めに構えカグツチにとどめを刺すべく突進した。
「破壊神は創造主によって滅ぼされる運命！」
　しかし、カグツチは、今だ粘着糸に絡まれたままで身動きが取れない。
「舞衣っ！」
　悲痛な声を上げる命の耳に、聞いたことのあるような少女の声が聞こえた。
「再生の力を止める者、それは破壊の力……」
「誰だっ！？」
　命は周囲を見渡すが、それらしい声の少女はいない。そもそも、記憶に間違いがなければ、ここには絶対いないはずの人間の声だ。その声が再び聞こえた。
「破壊は新たなるゼロへの希望、無限なる可能性への挑戦……」
　間違いない、真白の声だ。だが命には、何故自分にその声が聞こえたのか全く判らなかった。秘密は、命が首に下げている首飾りだった。黒曜の君が自分を護るための守護者の証として渡す媛星の首飾りで、持っているだけ身体能力の飛躍的な向上を得られる。聞こえないはずの声が聞こえるようになる、ある種の精神感応能力“リミピッドチャンネル”もその一つである。しかし、それが目的ではない。本当の目的は、全く別なところにあった。
　命の媛星の首飾りが、今までにないほど紅く輝いた。はっとなった命は、何かに導かれるように駆けだし、驚くべき身体能力で瓦礫の山をよじ登り、洞窟から外に出た。命の目線は、真っ直ぐカグツチが墜落した方向を向いた。命は、媛星の首飾りを強く握りしめて願った。心をこめて。
（お願いだ、舞衣を！　みんなを……助けてくれ！）
　媛星の首飾りの輝きが更に増す。命は力一杯媛星の首飾りを握りつぶした。
「ジェネシック……ドラーイブッッ！」
　封印は、解かれた。

　★今週の『舞-HiME』
　なつきvs会長の戦いよりも深優vs命の方をもっと見たかったなあ、と思いました。

　★今日の勇者王女 舞-HiME FINAL。
　今日発売した『舞-HiME　オリジナルサウンドトラック　Vol.2　舞』をエンドレスリピートしながら書いていますが、もう、いっぱいいっぱいです……。

　★ガオガイガーFINALネタバレありますバナー(しゅういち建設)(CAXの日記より)

　このサイトにもガオガイガーFINALネタバレありますバナーを貼っておいた方がよいのかな？　でも、『勇者王ガオガイガーFINAL』はネタバレしたって絶対面白い、という確信はありますが。

　★今日の反省。
「あー長かった。でも、これが書きたかった」
　昨日の『舞-HiME』を見た時に、正直、ショックを受けて筆がピタッと止まってしまいました。パロディというのは、原作を壊して再構成する作業だと思っています。原作を使ってつまり無茶苦茶やりつつ、原作になかった魅力を引き出すこと。それが出来て初めて「やった！」と思えるわけですが、昨日の『舞-HiME』は自分が想像していたことを半歩抜け出していて困りました。いくら何でもそれはないだろう、ということを平気でやってのける、そこにしびれる！　あこがれるぅ！

追記
　この後、これまで書いた『勇者王女 舞-HiME FINAL』を少し（いやかなり）直して、それから続きを書き始めます。アニメの『舞-HiME』最終回に合わせようと思ったけど、このペースじゃ絶対無理。

　★勇者王女 舞-HiME FINAL

　本州と島を結ぶ橋の周りには、潮流の関係で渦潮が発生する。瀬戸内海ではよく見られる現象で、渦潮を見るために訪れるくらい観光客も多い。その2つできている渦潮から、巨大なイルカとサメが上空高く舞い上がった。
　島の西側には、市と風花財閥のグループ企業が共同出資した風華ウエストゲートパークと呼ばれる第3セクターの自然公園がある。ターザンロープや展望台などのフィールドアスレチックやサイクリングコース、その他自然を有効に利用した施設を有する市民の憩いの場である。公園のほぼ中央にある“夕陽の丘”という広い草原が、突き上げるような激震と共に盛り上がり、地面を突き破って巨大モグラが出現した。出現した2体の巨大モグラは、東の方向、風華学園へ飛んでいった。
　カグツチとシンオウの戦っている森の上空にも異変が起こっていた。空間に縦一文字の切れ目が入り、それは次第に拡がっていき円形になった。ESウィンドウと呼ばれる異空間へのゲートから、巨大な光の弾丸が飛び出した。光の弾丸は、攻撃に入ったシンオウに真っ直ぐぶつかっていった。横にはね飛ばされるシンオウ。光が薄れていき、カグツチの目の前に現れたのは、白く巨大なメカライオンだった。メカライオンは、カグツチを捕らえる粘着糸を噛み切り、戒めから解き放った。そして、カグツチの上空には、メカライオンと同じく巨大なメカイルカ、メカサメ、メカモグラが円を描いて旋回していた。
　命は、あまりの光景に言葉が出ず、二言だけ口にした。
「これが、本当の……」
「ジェネシックチャイルド！」
　巧海が言ったジェネシックチャイルドこそ、美袋一族が300年に渡って封じてきた力であった。美袋の護り手は、黒曜の君を護るだけではない。カグツチの本当の力を封じた首飾りをカグツチの契約者から護ること。これが、本来の目的であり、命の媛星の首飾りに隠された秘密だった。
　5体のジェネシックチャイルドたち。サメ型のブロウクン、イルカ型のプロテクト、モグラ型のスパイラルとストレイト、そしてライオン型のギャレオン。舞衣の中にギャレオンを通して300年前の戦いの記憶が伝わってくる。かつてカグツチは、いかにして黒曜の君＝シンオウと戦ったのかを。ならば、するべきことは一つだった。
「よっしゃああっ！　ファイナルフュージョンッ！！」
　再び飛び立ったカグツチをギャレオンが追いかける。ギャレオンは人型に変形し、腰部から電磁竜巻（EMトルネード）を発生させた。あらゆる外部からの攻撃を遮断する電磁竜巻が、カグツチとジェネシックチャイルドの周囲を包み込む。スパイラルが右脚部に、ストレイトが左脚部に変形し、ギャレオンの両足と合体した。続いて両腕が背中に折りたたまれ、両肩に開口部ができた。その右肩部にブロウクン、左肩部にプロテクトが合体し両肩部を構成する。上空から飛び込んだカグツチがギャレオンの後背部に取り付き、鉤爪は両肩部を掴むように固定された。その瞬間に舞衣の意識と五感は、ギャレオンの方へシフトされ、はっきりとした手足の感覚が生まれた。翼のエンジンポッドは両肩部と接合し、巨大な両腕部となった。胸の獅子の頭からは鬣が展開。頭部は黒金の兜で覆われ、超高性能チューブ型燃料電池（エネルギーアキュメーター）の髪をなびかせる。

　それは、最強の破壊神。
　それは、勇気の究極なる姿。
　我々が辿り着いた大いなる遺産。
　その名は、勇者王ジェネシックカグツチ。

「うおおおおおっ！　ブロウクンマグナムッ！」
　ジェネシックカグツチが撃ち出した右拳は、辺りにいるオーファンを追尾し粉砕した。生き残ったイーグル・オーファンがサンダーレーザーを発射するが。
「プロテクトシェードッ！」
　ジェネシックカグツチは、左腕を出しリフレクターシールドを発生させ跳ね返した。イーグル・オーファンは、自らの攻撃によって撃墜された。内側から溢れる超絶の力が、今までのカグツチとは違いすぎた。
　だが、ジェネシックカグツチの勇姿を見上げる命に不運が訪れた。サンダーレーザーを跳ね返されたイーグル・オーファンが、命の方へ墜ちてきた。本能的に避けようとしたが、命の目の前にクモ・オーファンが現れ逃げ道を塞がれてしまった。命は大剣を構えて突破しようとした。しかし間に合わず、命はクモ・オーファン諸共イーグル・オーファンの墜落に巻き込まれた。
「命さぁぁんっ！」
　そのことに気付いた巧海が絶叫を上げた。

「黒曜の君、美袋黎人、私はあんたを……破壊するっ！」
　破壊神と化した舞衣は、美袋黎人のシンオウを指差して叫んだ。対する黎人は、創造主であり神の力であるシンオウと纏っているが故に全く怯まない。
「暗黒物質の回収に使っていた媛星の力を使って戦わねば、止められないようですね……」
　平静を装って喋れたのはそこまでだった。黎人は、古よりの怨念を込めて叫んだ。
「ジェネシックッッ！！」

　★昨日の『勇者王女 舞-HiME FINAL』を少し直しました。あと、一日ずれていた日付も。

　★第35回高松宮記念（GI）傾向と対策
　高松宮記念は一番人気の信頼度が低く、日程の変わった過去5回を見ると阪急杯（GII）出走組は100％連対。逃げて勝った馬は2002年のショウナンカンプだけで、勝ち馬のほとんどが差しもしくは先行好位抜け出しです。
　GIを含めたダート重賞3連勝のメイショウボーラーが芝の1200メートルで通用するのかどうか。芝のレースで思っていた結果を出せずダートに転身して結果を残した馬が、再び芝を走って結果を出せた例は極めて少ないです。ただ、スワンステークス（GII）を見る限り、道中単独2、3番手をキープして、直線なって抜け出す競馬ができれば一発ある存在です。それが私の勝利の鍵なのですが、自信を持って本命を打てないのが悲しいところです。

　★今日のweb拍手レス
＞バルクも走って欲しいけど、やっぱりオペラオペラオペラ‥
＞数年前オペラシチーのように輝いていたMy一口馬ラ○イナシチー引退。武田記念でG1獲ってくれ〜
　絶対負けられない第53回日経賞（GII）で、ぼくらのコスモバルクはどうしようもない競馬をして、掲示板すら外してしまいました。というか、私の日経賞は2コーナーで終わりました。精神面での成長が全くできてないじゃないの。だめだ〜。もうペリエ先生を呼ぶしかありません。

関連ニュース
第53回日経賞（GII）全着順(JRAホームページ)
第53回日経賞（GII）〜古豪健在！８歳馬ユキノサンロイヤル重賞制覇(ラジオNIKKEI 競馬実況ホームページ)
第53回日経賞（GII）〜レース後のコメント(ラジオNIKKEI 競馬実況ホームページ)
第53回日経賞（GII）〜コスモバルク６着惨敗…中央転厩は否定(SANSPO.COM)

岡田代表は「武豊騎手から『乗せてほしい』と言う話もきているが、中央に入れると、天皇賞の後、地方に戻した場合、もう中央に入れなくなってしまう。制度改革をしたいし、地方のホースマンにチャンスを与えたい」と中央転厩を否定。

　総帥の崇高な理念は結構ですが、勝てなくては意味がないのですよ。このままでは、有り余る能力を発揮できないまま無惨に二流馬扱いされるのがオチ。

関連サイト
武田牧場ホームページ：武田記念というのは、武田牧場が主催するチャリティ競馬イベント『武田競馬』にある草競馬のこと。

＞アジュディ徹夜敢行します
　レースは見られませんでしたが、速報で結果だけ知りました。レース内容が判らないのでなんとも言えませんが、6着というのは健闘した方なのでしょうか。

関連ニュース
ドバイワールドカップ（GI）〜アジュディミツオー直線で失速し６着(SANSPO.COM)

　★勇者王女 舞-HiME FINAL『我が名はG（ジェネシック）　B-5パート』は3月25日の日記です。

　★今日の朝に『レジェンズ　甦る竜王伝説』を見て泣いた人は挙手。

　｡･ﾟ･(ﾉД`)ノ･ﾟ･｡

　大地監督って、コミカルな作品で泣かせる演出をすることに対して天才的才能がありますね。結構中だるみな話もありましたが、最後まで見てよかったです。

　★今日の第35回高松宮記念（GI）
　私の予想は以下の通り。

◎メイショウボーラー
○プレシャスカフェ
▲カルストンライトオ
△キーンランドスワン
△アドマイヤマックス
馬連：1-12、13、15、18
3連複：1-12、13、15、18

　昨日の日記に書いた傾向と対策ですが、

1番人気：プレシャスカフェで3着
阪急杯（GII）出走組：アドマイヤマックスとキーンランドスワンがみごと1・2着
決まり手：大外まくって一気差し

　少ないデータとはいえ、これほど見事にはまるとは……。それで、馬券を外すなんて……＿|￣|●
　私の本命馬メイショウボーラーは、道中4番手追走から4コーナーで追って抜け出しを図る……かと思ったら全く伸びず16着という大惨敗。スタートダッシュもダートの時と比べていまいちで、直線に入ってから走る気がなくなっていて話にならないレース内容でした。フェブラリーステークス（GI）での激走の反動もあるだろうし、再び芝で通用するとかしないとかの問題ではありませんね。それにStorm Cat×タイキシャトルは、ダートでないと本領を発揮しないのかも。メイショウボーラーの次走は、休養を挟んで秋にアメリカのベルモントパーク競馬場で行われるヴォスバーグステークス（GI）とブリーダーズカップ・スプリント（GI）を目指します。
　キーンランドスワンとアドマイヤマックスは、来たら怖いなあと思って押さえただけに、本当に来てかなり悔しいです。

関連ニュース
第35回高松宮記念（GI）全着順(JRAホームページ)
第35回高松宮記念（GI）〜直線一気！アドマイヤマックスＧＩ初制覇(ラジオNIKKEI 競馬実況ホームページ)
第35回高松宮記念（GI）〜レース後のコメント(ラジオNIKKEI 競馬実況ホームページ)

　★今日のweb拍手レス
＞・゜・(/Д`)・゜・。デブーリンガー久々にマイナス体重だったので馬単１着流しでしこたま買いました
＞サミーミラクルなんて買ってません。１−３・４・５着決着。好きな和田＆クー勝ったのはうれしかったけど
　こういう時、他人には「ワイドも買えばいいのに」と言うのですが、自分では決して買わない罠。そして、馬券を外して(´･ω･`) しょぼーん

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第12回マーチステークス（GIII）全着順(JRAホームページ)
第12回マーチステークス（GIII）〜古豪クーリンガーＶで３連単１５万馬券！(ラジオNIKKEI 競馬実況ホームページ)
第12回マーチステークス（GIII）〜レース後のコメント(ラジオNIKKEI 競馬実況ホームページ)

　★ウザイSPAMメールを根本から解決するためにメールアドレスの変更作業中です。しばらくの間は、メールフォームからのメールが受け取れませんのでご了承下さい。
　同時にReadMe!へのリンクも外しました。事実上のReadMe!脱退です。

　★本当は今日の更新分から再開予定だった『勇者王女 舞-HiME FINAL　FINAL.04：超勇者黙示録』は、諸事情で一日延期。明日（3/29）の更新から、ちゃんと再開します。

　★正直、『Fate/stay night』はよく知らないのですが、最近続いているMIKE's ROOM@OMIさんのFateのイラストーリーがとてもおもしろいです。