★ディープ無念の３着…日本馬初の凱旋門賞制覇ならず(SANSPO.COM)
　ベストと言っていい状態で凱旋門賞（仏・GI）に臨んだディープインパクトですが、惜しくも3着に破れてしまいました。負けた要因は探せば馬場適正や斤量など多々あるでしょうが、あえて挙げるとするなら初めての斤量59.5kgと初めて外から他馬に競り合わされたことでしょうか。
　一つ目に関しては、以前から凱旋門賞は3歳馬有利とされていて、20年遡っても4歳以上が勝ったのは5回しかありません。3歳の斤量56.0kgに対して、4歳以上は59.5kgだからです。斤量1.0kgは1馬身と言われていますから、単純に3馬身1/2のハンデがあるわけです。しかも、ディープインパクトが初めて背負う最も重い斤量故に、ゴール手前で弾けるような加速は影を潜めてしまいました。
　二つ目に関して、今までのディープインパクトの勝ちパターンは、馬群の外を通って馬場の真ん中かやや外から一気にぶっちぎります。しかし、今回のディープインパクトは、幸か不幸かスタートが良く、しかも小頭数だった故に先団の3番手に位置取ってしまいました。前に行かせたくない武豊騎手は、道中手綱を引いて抑え、できるだけ外に持ち出すように騎乗します。4コーナーから直線に入って先団から抜け出しますが、内ラチに近い位置からなので、結局直線で外からレイルリンクに競われてしまいました。これは、今までのディープインパクトにないレースパターンです。しかも、勝ち時計が昨年の有馬記念（GI）と0.2秒しか変わらないほど超スローペース。武豊騎手の騎乗に関しては、あのレースでできるベストの騎乗をしたと思います。ディープインパクトが気持ちよく出ちゃったの仕方ないし、下げたくても下げられないレース展開でした。
　ただ、ディープインパクトがレイルリンクに負けたことは斤量のせいとして言い訳できます。が、ルメール様のプライドに負けたのは、全然言い訳できません。何故なら、プライドは牝馬で58kgを背負い、4歳以上牡馬との斤量差も1.5kg。この斤量差は、日本の古馬GIレースと0.5kgしか変わらないから（日本の斤量差は2.0kg）。それでいてプライドは後方から前2頭を差す勢いで突っ込んできたのだから、話題にはあまりならないものの実は強い牝馬です。これも、ディープインパクトに2連勝したルメール様の好騎乗のおかげ？

追記
　あえて今回の凱旋門賞に苦言を呈すなら、3強の一角ハリケーンランとシロッコが負けすぎ。特にハリケーンランは、少なくともキングジョージより1kg軽い斤量なのだから、せめて3着争いくらいには入ってくれないと。シロッコは論外（苦笑

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関連リンク
（海外遠征馬情報）ディープインパクト号出走　凱旋門賞（Ｇ１）〜競走成績〜(ＪＲＡホームページ)
2006.10.1　第８５回　凱旋門賞〜仏・ロンシャン競馬場 （ディープインパクト出走）(YouTube)

ディープインパクトを最後まで貫き通せなかった、３着(Brain Squall　【競馬ニュース＆コラム】)
下策であっても「本来の競馬」をすることの大切さ(殿下執務室)
堂々の3着？、ふざけるな。ディープインパクトはなぜ負けたのかを真剣に考えるべきだ。(Nereide Design Blog)

　★JRAが発表した凱旋門賞（仏・GI）の勝ち時計は、誤報だった模様。主催者（France Galop）発表の2.31.70ではなく、RACING POSTの2.26.30が正確な時計のようです。私も再度レースを見たら確かに2分26秒でした。ああ、でも主催者発表が一応公式タイムだから、表向きは誤報じゃないないのか。いい加減だなあ（苦笑
　ディープインパクトの1000メートル通過は1分1秒くらいで、特別にスローな競馬ではなかったです。なるほど、このタイムを見れば、例年の凱旋門賞の中では平均もしくは速い方のタイムだったことが判ります。これでディープインパクトが展開のあやで足下を掬われただけではなく、力で負けたことが証明されたわけです。「凱旋門賞はスピードだけでは勝てない。深く力のいる芝に負けないパワーとスタミナも必要」ということが、今回の教訓だと思いました。

追記
　これを踏まえると、芝とダートで結果を出し、馬場状態を苦にしなかったエルコンドルパサーの様な馬でないと、凱旋門賞は勝てないということ。今考えてみると、5歳（現4歳）のエルコンドルパサーのローテーションは、本当に凱旋門賞を戦うためのローテだったことが判ります。

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第85回凱旋門賞（仏・GI）競争成績(RACING POST)
ディープが差されるなんて…飛べなかった５つの理由(スポーツ報知)
プライド、ジャパンＣ参戦へ！凱旋門賞２着馬(SANSPO.COM)

　★書評サイトはブックマークされないのか？(ウィンドバード::Recreation)
　いちせさんが言ってたけど、日記でどんな面白いことを書いてもブログの様に1エントリ1ファイル形式ではない個人サイトははてなブックマークされにくい存在なのよね。

　★今日のweb拍手レス
＞13:36 >全作と比べるとかなり真っ当な
＞13:37 一瞬、「今まで一回も真っ当じゃなかったのか」と思ってしまいましたが
＞13:38 なんとなくその通りだという気もしました。
　前作『ギャラクシーエンジェル』は、エンジェル隊を使ってやりたい放題だったですから。

＞14:23 youtubeにある舞-HIME絡みのものが軒並み消されはじめてるようで
　まあ、ようつべではこの程度の粛正なんて良くある話。

＞14:30 勝ちタイムは2.26.3のハイペースだったらしいですよ。だから豊の騎乗ミスかな。
　ペリエ騎手が言っていたけど、ディープインパクトは他馬より仕掛けが早かったらしいです。これが本当だと、武豊騎手は日本と同じ競馬をロンシャンでやったということ。それだけディープインパクトの能力を信頼していたのでしょう。そして、裏目に出たっぽい。

　★今日の更新
　乙HiME GRAPH WEBを更新。

　★凱旋門賞（Ｇ１）の走破タイムの訂正について(ＪＲＡホームページ)
　先日の凱旋門賞（仏・GI）の走破タイムが誤りであったことを主催のFrance Galopが認めて訂正しました。正確なタイムは、RACING POSTと同じ2.26.30。謝ったタイムを真に受けて記事を書いた競馬記者や評論家やブロガーやディープ信者の皆さんは立場ないな（笑　あっ、私もそうか（苦笑
　そして、France Galopが壮大な釣り師だということはよく判りました。

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凱旋門賞勝ち時計、主催者が訂正…疑惑に決着も原因不明(SANSPO.COM)

　★リリカルなのはMAD偽OP４(YouTube)
　『魔法少女リリカルなのはA's』＋『奇跡の獣神（弘妃由美）』
　これは、熱い！　あえて『奇跡の獣神』を選ぶセンスがいい。

　★『レ・ミゼラブル』が萌えアニメになってた？
　来年1月に世界名作劇場が復活します。通算24作目の作品は『レ・ミゼラブル　少女コゼット』。正直、第一印象で主人公のコゼットが、異様に怖いジャベールとロマンスグレイのヴァルジャンに比べて浮きまくっている印象。何というか、今風というか“萌えアニメキャラ風”に見えました。世界名作劇場のイメージちゃうなあ。
　そういえば、来年のミュージカル『レ・ミゼラブル』のコゼット役は菊地美香ですが、アニメではどうなのでしょう？

　★少女地獄変(YouTube)
　『舞-HiME』＋『SOULTAKER（JAM Project）』

　★先週までBSジャパンで放送していた『ゼーガペイン』の後番組が『ネギま!?』だったので、地上波版をスルーして予約録画をそのままにしていたのですが、大正解でした。ビスタサイズはサイコーです。
　下の画像は、『ネギま!?』スレで見つけたBS版と地上波版の比較。

115 ：風の谷の名無しさん＠実況は実況板で ：2006/10/06(金) 18:35:24 ID:2htiqy5J
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ネギま！？　12時間目より

　『ネギま!?』スレを読むまで知らなかったけど、地デジでもコレなの？　もしそうなら、ちょっとひどいな。過去の新房昭之監督作品だとビスタサイズを活かした演出をするだろうから、これでは面白さも半減です。BSが見られる環境ならBSジャパンの方を録画した方が良いです、絶対に。

関連リンク
ネギま！？とぱにぽにの関係と黒板ダイジェスト(たまごまごごはん)

　★今日のweb拍手レス
＞21:15 新作アニメ視聴打ち切りレースも終盤に差し掛かってきました。
＞21:18 最近は打ち切るアニメを探すために新作を見てる感じで、なんか不毛です。
　打ち切るなんて悲しいこと言うなよ。