★ただし、吉岡平著の『妖世紀水滸伝』な（笑
　それはさておき、余り自慢にはならないのだけれど、この歳（2X歳）になるまで小説『三国志』やその関連本を一冊も読んだことがないのです。当然ゲームも『天地を喰らう』以外にプレイしたことがないし、漫画も横山光輝『三国志』を1/3くらいまで読んでやめたくらいです。
　さすがに「これはいかん」と思って、今更ながら小説から読んでみることにしました。が、『三国志』関連の小説はやたらとあって、どれを読んでいいのか判らない始末。
　結局、一番有名な（というか沢山あった）吉川版と北方版の『三国志』を買ったのですが、始めて読む『三国志』にはどれがオススメなのでしょうか？

　★川口士著『戦鬼　−イクサオニ−』の一言感想
　富士見ファンタジア大賞を4年ぶりに受賞した大器……のはずですが、これまでの大賞作と比べると少々インパクトに欠けるような。日本神話と桃太郎をベースに「鬼が復讐をする物語」というアイディアは面白かったし、物語にも引き込まれたし、割と綺麗に纏まっていたけど、読後に満足感を得られないというか、満たされないわだかまりを感じるというか……。読んでいて悲壮感が伝わってくる作品でした。

　★THE IDOLM@STER XENOGLOSSIA INTERVIEW(YouTube)(アイドルマスター XENOGLOSSIA part5より)

　アニメディアDVDより『アイドルマスター ゼノグラシア』プロデューサー“世界のヘイポー”みたいな顔の古里Pインタビューです。
　『アイドルマスター ゼノグラシア』は、2005年の秋頃にナムコからサンライズに話が来て、美少女アニメ制作に慣れた8スタに任されることになりました。古里Pとしては、自分が手掛ける美少女アニメの第3弾のつもりで引き受けたようです。
　ゲームの10人だけのヒロインで物語を紡ぎ出すのはきついので、全26話を構成する上でそれ相応に物語を広げ、ヒロイン10人を上手くもり立てるため、新キャラが多数登場する模様。インタビューの端々から「最初からゲーム準拠のアニメにする気はなかった」のが感じられます。

Q ロボットを出そうと思ったきっかけはなんでしたか？
古里 今回の、その『アイドルマスター ゼノグラシア』というこのアニメーションは──ロボットものにしたいなと思ったのは、逆にすごい違和感があるからなんですね。この違和感は、なんか大切にして、逆に、逆にだからこそ女の子がより可愛く、より綺麗に、より魅力的に映るかなっていう。そのまあ逆説的な感じっていうのか。そういう風にして後ろ側に堅くて冷たい鉄の塊。で、前にすごいその魅力的な女の子たち。これが見せられると面白いものが作れるのかなと思って。
アニメディアDVD『アイドルマスター ゼノグラシア』プロデューサー古里Pのインタビューより

　いやいや、古里Pの思っている違和感とファンの思っている違和感は全然違う（苦笑　そして、アニメ版をベースにしたコミックとノベライズが用意されているそうです。

追記
　ちなみに、古里Pは天海春香がおきにいりだそうです。名前がハルカ（遥）だから。

　★海法紀光著『式神の城III　〜ワールドタイム・トラベラーズ〜』（AA）プチ感想
　海法さんの書く『式神の城』小説を“弾避け文学”なんて呼ぶ人もいますが、まさか作品の中で本当にシューティングゲームをするとは思いませんでした。タイトーのシューティングゲーム、特にレイフォースが好きな人は、ちょっとニヤリとするかもしれません。そして、この小説は、電撃文庫から発売した明神真琴著『式神の城III　石神迷路の解』（AA）に繋がっているので、併せて読むことを奨めます。

　★今日のweb拍手レス
＞3:21 三国志は横山版を読んだのであれば蒼天航路も併せて読むと良いかと。異なる視点から描かれているので（続く
＞3:21 （続き）色々な発見があったりして面白いと思いますよ。
＞13:20 漫画『蒼天航路』がオススメ。あらゆる三国志物の中で、一番迫力があると思います。
＞13:22 そして拍手後に『小説』と書いてあるのに気付くorz
　二人から『蒼天航路』を奨められていますが、全36巻か……。
＞18:39 とりあえずコーエーの『決戦２』をやってある程度の流れをつかんだら良いかと…（嘘）
　前作の『決戦』がアカンかった私にとって、少々躊躇が……。
＞19:40 三国志の事をほとんど知らないのであれば、吉川版のほうをお薦めします。
＞19:43 横山先生の漫画版は、手っ取り早く世界観をイメージできますし
＞19:44 ゲームだと、真・三国無双シリーズは面白いですよ
　とりあえず、『真・三國無双4』（AA）というのが、一番新しいシリーズタイトルで面白そうです。
＞23:03 私は北方→横山（漫画）→吉川→原典でした
＞23:04 北方は読みやすい……とは思います
＞23:04 まぁ、無難に吉川版でいいのでは？
　掲示板のコメントだと北方版は原作ブレイクなところがあるそうなので、先に吉川版を読むことにします。

　★今日のメルフォレス
＞マリみて同人は２００１年夏にＵＧＯさんが出したのが壁サークルとしては最初かも。
＞それ以前は自分もチェックしてないのでわかりませんが。
＞この時は布教の本として８ページくらいのモノクロで冬にオフセットだったと思います。
＞当時はブレイク前でしたのでカタログ見てもマリみてサークルは一桁でした。
＞http://www.hh.iij4u.or.jp/~ugo/index.html
　どうもそのようですね。2001年の夏で一桁なら、それより前は皆無に等しいかも。とにかく、マリみてもブレイク1年前は超マイナージャンルだったことが判っただけでも収穫です。