200807-02 DIARY
『頭のいい少年少女にくだらない人間を狩り立てる権利があるのか裁判！』
★実写版『ここはグリーンウッド』について一言
坂本千夏ボイスじゃない如月瞬が、無駄に原作通りのシーンになるときめええぇぇぇwww
★読書感想
著：沖田栄次『クイーンズブレイド カース・オブ・デビルリング』（AA）
新キャラクターはもれなくエロい目に遭うというお約束は、今回も健在でした。
今回のお話は、“冥土に誘うもの”アイリと“千変の刺客”メローナらに襲撃され壊滅寸前のエルフの森をレイナとフィオが救いに行くという話。ノワの師匠である“戦闘教官アレイン”が初登場し、バッタバッタと敵をなぎ倒す……と思っていたらそうでもなかったのでした。むしろ彼女の活躍は、デビルリングによって拘束されたソード・オブ・ユニコーンに対するフィオのダメージフィードバックを回復させること。その方法は、手を使わずに精霊の雫を直接患部に塗り込むのです。フィオの、痛いところに。この辺は、口絵の3枚目を見ると何となく想像が付くわけですが（まあアレですよ、アレ）。
そして、このお話でフィオの正体が明らかになり、ソード・オブ・ユニコーンの真の力が解放されます。フィオが何かから解き放たれる瞬間をお楽しみください。
★落書き：伊紙「あり得ない」 日本の厳罰処分に(毎日jp)
＞フィレンツェに限らず、イタリアでは古代遺跡はスプレーにまみれ、アルプスの山々には石を組んだ文字があふれる。その大半がイタリア人によるものだ。
例の大聖堂だって、テレビには全然映らないけど英語やハングルなどの世界各国の落書きが無数にあります。ヴェネツィアも落書きが多いし、ヴェローナのジュリエットの家に入るトンネルは「恋愛が成就する」的なことを言われていて当たり前のように落書きと張り紙に覆われています（グーグルで「ジュリエットの家 落書き」で検索すればいっぱい見つかります）。観光マナーに関して日本人と外国人は五十歩百歩、むしろ外国人の方が悪い印象すらあります。だって、落書きしたって当然っていうか記念カキコするのが普通みたいな顔して遠慮や慎みを知らないというか、ね。
少し前に、大学側が落書きの修繕費用を出すと言ったけど大聖堂側は断ったそうです。多分、大聖堂側の慈悲もあるけど、実際は無数の落書きを一つ消すだけの金額を貰っても意味がないという、ある種の諦めもあるんでしょうね。やるなら全体的に直さないといけなくて、それには大学生が個人負担など到底無理なほど修繕費用がかかるわけです。それと、落書きをした学生3人を消去作業に参加させることを検討なんて報道もあったそうです。でもね、現場に行って一個落書きを消しても意味がないことを思い知るだけだし、シンナーで落書きを消すのとわけが違うのだから専門の修繕技師に任せるのが妥当です。
最後に一つ、これら一連の報道やブログ各地の反応が、段々エスカレートしていって魔女狩りか魔女裁判の様相を呈してきた辺りから、正直、気持ち悪くなってきました。もちろん落書きは許されることではないですが、謝罪すればそれで済むはずの問題だったのに、鬼の首を取ったみたいに騒ぎすぎだと思います。
★フィレンツェ落書き問題(ヴェネツィア ときどき イタリア)
大聖堂の落書き問題について、現地の新聞はどう書いているのか、少し紹介されています。
だいたい日本で報道されている内容が正しく引用されているのだが、学生の停学処分や、教員の解任について、かなり驚いた口調で紹介されている。イタリアではそこら中にそんなイタズラ書きがあって（その通り）、処分なんて誰もされたことがないのに（その通り）、と。
もう１つは、大手日刊紙（朝日、読売）とテレビ・ニュースが、イタリア（人）に対して「謝罪」した、と。自分が悪くたって、絶対に認めないのが当たり前のイタリア人にとっては、他人の、しかも、まあ軽微な犯罪に関して謝るなんて、それこそ「ニュース」なできごと。
実にイタリア人の国民性を表しているなと思いました（苦笑
★今日のweb拍手レス
＞23:59 お誕生日おめでとうございます!! この一年も よしりんさまと よしりんさまのまわりのかたにとって
＞23:59 良き年でありますように。
今年も17歳になりました。ありがとうございます。
著：沖田栄次『クイーンズブレイド カース・オブ・デビルリング』
今日のお買い物（AA）
著：J・K・ローリング 訳：松岡佑子『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
