★オリジナルフェイトが内外タイムス杯と伊丹ステークスに出走登録
　前者がダート1800メートル。後者がダート1400メートル。オリジナルフェイトの距離適正を考えれば阪神競馬場の伊丹ステークスに出走できれば良いですが、まあ、コレばかりは抽選なので、運を天に任せるしかありません（まあ中竹師がよほどのアホでない限り伊丹ステークスに出走すると思いますが）。連続一番人気記録更新は、メンバー的に伊丹ステークスだったらいけそうな気がします。ピサノデイラニが怖い存在ですが、オリジナルフェイトと同じく内外タイムス杯にも登録しているので、上手く分かれてくれると嬉しいです。ピサノデイラニが出走する内外タイムス杯に当たってしまったら……＼(^o^)／
　伊丹ステークスに出走すると仮定して、今週くらい雨が続くなら、阪神競馬場の日曜開催の馬場状態は稍重くらいになると予想。そうなれば、スピードが取り柄のオリジナルフェイトに勝機ありです。鞍上が決まっていませんが、同日の阪急杯にミルコ・デムーロがトウショウカレッジに騎乗予定なので、オリジナルフェイトのデビュー勝ちを演出した手腕を再度見せて欲しいです。

　★新年最初のGIレースから良い勝負だった第26回フェブラリーステークス
　カネヒキリ本命で馬連と軸1頭3連複を買っていたから冷や冷やものだったけど、非常に面白いレースでした。エスポワールシチーが逃げてレースを引っ張り、カネヒキリ、カジノドライヴ、サクセスブロッケンで先団グループを形成。中間のタイムこそ平凡でしたが、稍主の馬場状態もあって最後の直線でもスピードが落ちません。残り1ハロンをすぎたところでエスポワールシチーが捉えられ、外のカネヒキリ、カジノドライヴ、サクセスブロッケンの三つ巴になりました。接戦をものにしたのは外のサクセスブロッケン。勝ち時計は1:34.6のレコードでした。カジノドライヴが2着。カネヒキリは、ゴールの直前でカジノドライヴと列んだものの届かず3着。
　一方で、武豊騎手騎乗のヴァーミリアンが惨敗。最終追い切りが順調と言えなかったから評価を下げたのですが、時計の早い競馬に付いていけなかったようです。
　昨年の3歳牡馬芝路線が、ディープスカイ以外いまいち小粒な印象でパッとしなかったけど、その分ダート路線でサクセスブロッケン、カジノドライヴの新ヒーローが誕生しました。フェブラリーステークスで見せ場を作ったエスポワールシチーも、昨年3歳秋に力を付けてきて、今年の平安ステークスは2着に入りました。ダート牝馬でも“お飾り”と思っていた白毛のユキチャンが、GIを狙えるかという勢いです。今年の古馬ダート路線はなかなか面白いですよ。

追記

　今年は、例年より馬券運が良い気がします。

関連リンク
第26回フェブラリーステークス（東京、GI）〜サクセスブロッケン 競り合い制してレコードV(競馬実況web | ラジオNIKKEI)
第２６回フェブラリーステークス（GI）の成績(JRAホームページ)

　★『ストライク・ウィッチーズ 乙女ノ巻　2』に登場した『地下の国のアリス』とは
　アニメ『ストライクウィッチーズ』のノベライズ、南房秀久さんの『ストライク・ウィッチーズ 乙女ノ巻　2』が発売されました。その中でバルクホルンが、入院中の妹クリスに本の読み聞かせをしたいから本を見立てて欲しいと芳佳を誘うエピソードがあります。芳佳とバルクホルンは、当然付いてくるエーリカと一緒に古本屋へ入りました。芳佳の見立てる本にとんちんかんな書評をするバルクホルンに、お客は離れ、店主からも呆れられるのですが、芳佳は1冊の変わった本を見つけました。それは、ルイス・キャロルの『地下の国のアリス』。バルクホルンは、店主からその本の逸話を聞き、挟まっていたアリスの写真とクリスを重ねるのです。小説『ストライクウィッチーズ 乙女ノ巻』には、こう書かれてあります。

　途方に暮れた芳佳が、ふと、横に目をやると。
「……あれ？」
　サイドボードの上のランプの脇に、背表紙が緑の、美しい装丁の本が置いてあるのが見えた。
「……『地下の国のアリス』？」
著：南房秀久『ストライク・ウィッチーズ 乙女ノ巻　2』より

　ここに登場する『地下の国のアリス』とは、世間で最も知られている『不思議の国のアリス』の原書にあたる本です。現在日本で売られている『地下の国のアリス』は2冊。新書館から出ている翻訳本『地下の国のアリス』とこれから紹介する原書の写本です（なお本当の原書は、大英博物館に寄贈されています）。
　表紙をパラフィン紙で包んであるので“緑色の背表紙”が判りにくいですが、

　これが芳佳の見つけた『地下の国のアリス』の復刻本です。日本では、高橋宏さん訳で書籍情報社から発売した『不思議の国のアリス・オリジナル』として発売されました。この本は、原書の写本とその翻訳と解説本の2冊構成になっています。当然中身は全て英語で、イラストもルイス・キャロル自身が描いています。

　上の写真は読みづらいですが、本をあまり広げたくないでスキャンではなく写メで撮りました。原書には、最後のページにアリスの写真が挟まっていますが、最初の写本では、アリスの写真の使用が許可されず、最後に「THE END」と書かれた終わりになっていました。後に、その写真の下には、写真と同じアリス・リデルが描かれていたことが判ったそうです。こちらでは、その写真を栞にして挟んであります。

　隣に写っているのは、一緒に入っていたアリスの写真をプリントしたメッセージカードです。
　一方、一緒に付いている『地下の国のアリス』の翻訳・解説本ですが、解説はともかく翻訳はいまいちなので、英語に自信があるなら原文を自分で翻訳するのも良いかもしれません。元々、10歳のアリス・リデルに読み聞かせるために書いたものなので、それほど難しい英文ではない……と思います。

関連Amazonリンク
著：南房秀久『ストライク・ウィッチーズ 乙女ノ巻　2』

著：ルイス・キャロル　訳：高橋宏『新装版 不思議の国のアリス・オリジナル』

　★今日のweb拍手レス
＞12:06 ロジユニから2getの呪いが解けるといいんですけどね……。
　ノリはやればできる子だよ。セイウンスカイの時のように、皐月賞くらい獲ってくれる。
　そうそう、伊丹ステークスに出走するオリジナルフェイトの鞍上がデムーロに決まったので、この出走メンバーなら勝って欲しいです。