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200912-29 今年の十大○○(アニメ編)
200912-31 今年の十大○○(小説編)

200912-29 DIARY

今年の十大○○(アニメ編)

サラ・ギャラガー

今年の十大○○(アニメ編
 アニメ(ブロガー・twitterアニメクラスタたち)の饗宴、あるいは2009年アニメベスト/ワーストのススメ(反=アニメ批評)という企画にすっかり乗り遅れてしまったのですが、今さらながら自分なりの今年の十大アニメを書いてみます。

『フレッシュプリキュア!』
 前作『Yes!プリキュア5 GoGo』は、正直ほとんど見ませんでした。自分の中におけるプリキュア史は、ある意味『ふたりはプリキュア Splash Star』の終了で、一度終わっていたのですが、それを再び振り向かせたのが『フレッシュプリキュア!』です。『セーラームーン』の様に少し等身の高いキャラを使ったのは、かえって新鮮で、ある年代には懐かしさも覚えるプリキュアです。これがシリーズ化されず今シーズンで終わってしまうのが非常に残念。
『けいおん!』
 「まんがタイムきらら」の連載をチェックしていて、掲載順を考えても人気があるのは理解していたけど、アニメ化して、社会現象になるまでヒットするとは全く想像しなかったです。この状況に最も驚いているのは、元々原作のファンだった人たちだと思います。あのぐだぐだしたマンガが、アニメで面白くなってる、不思議!
『大正野球娘。』
 原作小説にある大正ロマンあふれる描写や世界観を押さえてますが、野球に挑戦する少女たちを真摯に描いた点は、野球ファンの私として評価できます。毎週見ていて楽しかったです。
『機動戦士ガンダム00』
 ファーストシーズンが秀逸だったから期待したけど、ストーリーの後半になると段々“トンデモ”度が上がってきて落ち着き無かったなあ。後に小説版を読んだ時に、「ああ、そういうことだったのか」と理解するシーンもしばしば。
『Phantom ~Requiem for the Phantom~』
 最終回でまさかのレイジ死亡という荒技をやってのけた脚本黒田にしびれるし、あこがれるわ。
『GA 芸術科アートデザインクラス』
 同時期に同じまんがタイムきらら組の『かなめも』を放送してたけど、作品の品質的には『GA』に軍配。大胆にアレンジした『かなめも』と違って、原作の雰囲気を忠実にアニメ化したからね。さすが、ギャグアニメに定評のある桜井監督です。
『にゃんこい!』
 私が、珍しく放送中に原作コミックを一揃えしたほど下半期で気に入ったアニメ。しかも王道ラブコメなので、見て嫌いになる人なんてまずいないと思います。いわゆる萌えアニメのようなあざとい感じがないという点で、その前に放送している『けんぷファー』と対極にあるアニメでした。こういうアニメが売れて欲しいけど……。
『聖剣の刀鍛冶』
 セシリーのおっぱいアーマーばかりに気を取られていたけど(苦笑)、フタを開けてみれば熱血ファンタジーアニメでした。うん、これは間違いなく熱血。
『あにゃまる探偵キルミンずぅ』
 女児向けの変身美少女アニメの系譜を受け継いでいながら、三段変型ならぬ三段変身をしたり、変身した姿をあっさり身内バレしたり、変身に明確な理屈が存在していたりと新しいことに挑戦しているアニメです。
『宇宙をかける少女』
 もう散々語ったけど、良質な食材を料理し損ねた作品。それでもBD全9巻完走したんだ。褒めて

追記
 あっ! 来年の冬期アニメ新番組をまだチェックしてないわ。

関連リンク
【アニメブロガー合同企画】2009年アニメベスト/ワースト@反=アニメ批評、および参加協力者一覧(反=アニメ批評)

今日の読了(Amazonリンク)
著:かたやま和華『お狐サマの浪漫飛行ッ!』
お狐サマの浪漫飛行ッ!


12月28日のお買い物(Amazonリンク)
画:ひぐちアサ『おおきく振りかぶって 13』

200912-29 NEWS

【CG ILLUSTRATION】
日記に『魔法少女リリカルなのは』絵:なのは漫画「やっぱりにゃんにゃんが気になるなの」(12/29)(かわいそうな子)

日記に『あにゃまる探偵 キルミンずぅ』『DARKER THAN BLACK』絵:リコちゃん(12/29)/蘇芳・パブリチェンコ(12/28)(呉風web)

日記に『アスラクライン』絵:志津間哀音(12/29)(名無しの落書き所)

日記に『ワンピース』絵:劇場版ニコ・ロビン(12/28)(腐麗蝶の柩)

絵日記に『ゲゲゲの鬼太郎』『フレッシュプリキュア!』絵:ネコ娘(12/29)/山吹尚子(12/28)(KAZUHA ROOM)

ほぼにっきに『ドラゴンクエストVIII』絵:あぶない水着のゼシカ(12/30)(MIKE's ROOM@OMI)

【ANIMATION】
禁書や超電磁砲って夕方やゴールデンに放送しても問題ないよな(今日もやられやく)
 マジレスをするとだな、女の子が主人公のアニメをゴールデン(あるいは土日朝)に放送する場合は、まずメイン視聴者層を小中学生の女子に想定する。『とある科学の超電磁砲』が、彼女たちに対して訴求力を持っているかどうか、そこを考えながらまず戦略を立てる必要があるね。そうでないと『FAIRY TAIL』並にズッコケてしまうよ。

【GAME】
昭和50年代生まれの男性とドラゴンクエストIXの相関関係(ITmedia Gamez)
 50年代生まれだと、ちょうど小学校高学年から中学生の頃に『ドラゴンクエスト』1作目を体験するから、多くの男の子が初めてRPGとして体験するはず。

「デモンズソウル」がファミ通レビューで低かったのは仕方のない事だった(ゲーム脳人)
米大手サイトGameSpotが選んだ“2009年のベストゲーム”は『デモンズソウル』(はちま起稿)
 『Demon's Souls』は、最初が一番難しくて、慣れてくるというか自分の中で“壁”を超えると楽しくなります。

【OTHER NEWS】
愛煙家おじいさん登場、児童誌が販売中止に(YOMIURI ONLINE)
 絵を見る限りでは、タバコじゃないパイプだ。ホント嫌煙家の連中は、(薬物中毒の)シャーロック・ホームズすら発禁しそうな勢いだな。

【HORSE RACE】
【東京大賞典】(大井)~サクセスブロッケン接戦を制す(競馬実況web | ラジオNIKKEI)

200912-31 DIARY

今年の十大○○(小説編)

サラ・ギャラガー(銀河の藍玉ローブ)

今年の十大○○(小説編)
 今年読んだ小説(現段階で119冊)から、新旧刊含めて一番面白かった小説を10冊ピックアップしたら、フィリップ・プルマンキム・ニューマン(ジャック・ヨーヴィル)で埋まってしまいました(苦笑
 フィリップ・プルマンの『ライラの冒険』シリーズは、少し先の未来を読む“黄金の羅針盤”を扱える少女ライラと少年ウィルが様々な世界を旅しながら、真理へと辿り着いていくというファンタジー。ジュブナイルという形式を取りながらも、キリスト教の宗教観に対する問題提起をさりげなく出していて、子ども向け作品と思えないほど深い作品です。「ハリー・ポッターを卒業した人へ」という文句はダテじゃありません。
 キム・ニューマン(ジャック・ヨーヴィル)は、とにかく『ドラキュラ紀元』『ドラキュラ戦記』『ドラキュラ崩御』の3部作を読め! ドラキュラが、ヴァン・ヘルシング教授に勝っていたらというIFに基づいた設定。ロンドンはドラキュラの支配下に置かれていて、多くの国民がヴァンパイア化した人間〈新生者〉となっています。新生者と人類は、微妙な緊張関係を保ちながらも大きな争いにはならず共存と共生をしているのです。切り裂きジャック事件を秘密裏に捜査しているボウルガードとそれに協力している美少女ヴァンパイア・ジュヌヴィエーヴとの愛の物語。そう、『ドラキュラ・シリーズ』は、支配者ドラキュラとの永きに渡る戦いの歴史を物語っているようにみえますが、実はボウルガードを支えるジュヌヴィエーヴの数十年にも及ぶ愛の歴史の物語なのです。支配者ドラキュラとの対決? あんなんどうでもいいですよ。どうせ秒殺だし。ん? 今しれっとネタバレを書いた気がするけど、正直、『ドラキュラ・シリーズ』におけるドラキュラの存在感なんてその程度です。
 もう一つ忘れてはいけないのは、別ペンネームのジャック・ヨーヴィル名義で書いた『ウォーハンマーノベル ドラッケンフェルズ』『ウォーハンマーノベル ベルベットビースト』『ウォーハンマーノベル 吸血鬼ジュヌヴィエーヴ』『ウォーハンマーノベル シルバーネイル』です。ダークファンタジーTRPGの『ウォーハンマー』のノベライズですが、同時に『ドラキュラ紀元』にも登場する美少女ヴァンパイア・ジュヌヴィエーヴが最初に登場した物語です(世界観的な繋がりはありません)。劇作家デトレフは、ドラッケンフェルズ城で実際にあった英雄たちの冒険を実際に同じ場所で演劇として上演することになりました。冒険の当事者であったオスヴァルト公たちを呼び本格的な演劇となるはずが、城内で起こる連続殺人事件に巻き込まれます。デトレフは、演劇を続けながらもオスヴァルト公と冒険を共にしたジュヌヴィエーヴと事件解決へ動き出すのです。衝撃的なラストシーンもさることながら、デトレフとジュヌヴィエーヴの関係は、何となく『ドラキュラ紀元』のひな形を思い起こさせます。『ドラキュラ・シリーズ』と違って二人は一端別れてしまうのですが、最終巻の『シルバーネイル』を読めば、それはもう、「お幸せにね」という感じです。
 新刊が1冊もないので、あえて入れるとしたら橘公司さんの『蒼穹のカルマ』。新人でありながら『このライトノベルがすごい2010』でいきなり上位なり、一躍時の人になったけど、今だから正直に言うと、デビュー作の『蒼穹のカルマ』は特別にすごい作品じゃないです。このラノで総合10位と知った時に、「えっ? ウソでしょ!?」と思ったくらいに。でも、姪を溺愛するカルマが生き生きと描かれていて読んでいて楽しいんです。あと帯の文句やあらすじが、読者を釣る気まんまんで書いてあるのも、この作品の一つのポイントですね。戦記物かと思ったら全然違うし(笑 珍しく編集者の思惑が上手くはまった作品だと思いました。

追記
 本当は、これらの小説のアマゾン個別リンクを張りたいのですが、とても面倒くさいので下の検索フォームから自分で探してください。

12月30日の読了(Amazonリンク)
著:かたやま和華『乙女☆コレクション 怪盗レディ・キャンディと狙われたキス』
乙女☆コレクション 怪盗レディ・キャンディと狙われたキス

200912-31 NEWS

【CG ILLUSTRATION】
日記に『魔法少女リリカルなのは』絵:振り袖ヴィータ(1/1)(ふらぽわ)

『魔法少女リリカルなのは』絵:第9回 ティアのこと大好き(12/31)/TheMOVIEなの! Side-N編 第8回 素朴な疑問(12/30)(怠惰な日常)

日記に『けいおん!』絵:現役時代のさわ子先生とフライングV(12/31)(Jekyll-and-Hyde)

日記に『シスタープリンセス』『魔法少女リリカルなのは』絵:咲耶(12/31)/フェイトとなのはのゆく乳くる乳(12/30)(CROSSROAD)

絵日記に『ささめきこと』『天元突破グレンラガン』絵:蒼井あずさ(12/31)/ヨーコ・リットナー(12/30)(KAZUHA ROOM)

日記に『そらのおとしもの』絵:ニンフ(12/31)(呉風web)

日記に『けんぷファー』絵:振り袖の瀬能ナツル(12/31)(ひなたのこべや)

日記に『フレッシュプリキュア!』絵:空母キュアパッション(12/30)(AMON倉庫)

日記に『うる星やつら』絵:ラムちゃん(1/1)(AMON倉庫)

日記に『ふしぎ星のふたご姫』絵:リオーネ(12/31)(名無しの落書き所)

日記に『CLAYMORE』絵:バニータバサ&ミリア(12/30)(eco memo+)

日記に『オリジナル』絵:白虎と巫女さん(1/1)(Short Circuit)

topに『オリジナル』絵:トラと戯れる少女(1/1)(Nakenashi Wisdom)

日記に『オリジナル』絵:虎メイクの振り袖っ娘(1/1)(クロイチゴ)

ほぼにっきに『Fate/stay night』『To Heart』絵:藤ねえ(1/1)/いいんちょ(12/31)(MIKE's ROOM@OMI)

【FIGHT】
「Dr.Death」S・ウィリアムス氏が死去(SANSPO.COM)
 全日本プロレスで一時代を築いたレスラーがまた一人……。

関連リンク
93.8.31 小橋健太 VS スティーブウイリアムス 三冠挑戦者決定戦(1/2)(ニコニコ動画)
93.8.31 小橋健太 VS スティーブウイリアムス 三冠挑戦者決定戦(2/2)(ニコニコ動画)

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