>>トップへ

『ファイアーエムブレム 烈火の剣』プレイレポート
〜ヘクトル編&総括〜

 「プレイレポート 〜ヘクトル編〜」と銘打っていますが、実はあまり書いていなかったりします。
 よってここでは、前回プレイしたエリウッド編の総括とヘクトル編の断片的プレイレポート+総括を書いていきます。

 『ファイアーエムブレム 烈火の剣』エリウッド編(ノーマル)をクリアーし、来るべきヘクトル編攻略まで一休みしている間、簡単にこれまでのプレイを総括してみましょう。
 今作の烈火の剣は、第1部リン編をシナリオと連結したチュートリアルにしています。うっとうしいくらい親切丁寧に教えてくれるので、取扱説明書いらずです。ケチケチして強力な武器をあまり使わないでいたら、アイテムは次のエリウッド編に引き継げないと知った時、ちょっとショックでした。
 第2部エリウッド編からが事実上の本編です。第11章から終章までの全21章。ステージ数が少ない所為か、獲得できる経験値が少し多くレベルを上げやすいような気がします。また、仲間になるキャラクターも前作と比べると平均的に強く、いつもなら一人か二人はいる使えないキャラがいません。各ステージの難易度も高くなく、正直驚くほど楽に攻略できました。いくら難易度ノーマルとはいえ、こんな簡単だとちょっと物足りません。だからといってトラキア776くらい難しくしたら、多分100回くらい壁にゲームボーイアドバンスをぶつけそうですけど。
 是非育てるべきユニットは、ルセア、プリシラ、レイヴァン、カナス、ヒース、フロリーナ(フィオーラ)。ルセア、プリシラ、レイヴァンは、成長率が高い上に、お互いに支援効果を発生するのでワンセットにして育てます。カナスは仲間の中で唯一のシャーマン(ドルイド)なので、育てないと魔法防御無効魔法のルナが使えません。ヒースは前作のミレディお姉さま並みに強い飛行ユニットです。フロリーナは私の好みだから。
 支援効果に関して言えば、ニニアンとエリウッドをカップリングさせたのは失敗でした。後半戦でニニアンがメンバーから外れてしまい、一番支援効果を当てにしたい場所で当てにできない始末。エリウッドとヘクトルが支援効果Aじゃなかったら危なかったです。ニニアンは支援効果を当てにしなくても結構避けてくれますし、終章を視野に入れるならカップリングさせなくても良いかもしれません。
 日記のプレイレポートで「ニニスの守護を適切な場所で使う」みたいなことを書きましたが、実は実際のプレイで一度も使っていません。それだけでなく、ファーラの力、トォルの怒り、セチの祈り、光の結界、フレイボムも使っていません。これらのアイテムは、有効に使えば攻略を楽にしてくれますが、難易度ノーマルなら使うまでもないと言うことです。ただし、クリアー後の評価をAにするなら、アイテムを有効に使う必要があります。
 最後に私の終章メンバーを紹介。

 エリウッド(ロードナイト):一度も使いませんでした、デュランダル。
 ヘクトル(グレイトロード)
 リン(ブレイドロード):正直、3人のロードのうちで一番使いやすいです。
 ニルス(踊り子):ニニアンから能力を引き継ぐなら支援効果も引き継いでください。
 アトス(大賢者)
 フロリーナ(ファルコンナイト)
 カナス(ドルイド):彼のルナが無かったら、終章攻略は1.5倍難しかったでしょう。
 パント(賢者):早い段階でエルクを育てていたら出番はなかった人。
 ルイーズ(スナイパー):能力だけならレベッカとウィルの方が若干上ですが、パントとルイーズはワンセット。
 レイヴァン(勇者)
 ルセア(司祭)
 プリシラ(ヴァルキュリア)

200305-30

 ちょっと前から『ファイアーエムブレム 烈火の剣』のリン編(ハード)とヘクトル編(ノーマル)を始めています。
 リン編の難易度ハードは、ノーマルと違いチュートリアルをカットしてあるため展開がスムースに進みます。また、第9章『悲しき再会』で、以前強制的に使われてしまったワレス(アーマーナイト)の騎士の勲章も任意で使えるようになりました。ハードとはいえ一度クリアーしたところなので楽勝、と思ったら第10章『遥かなる草原』で、ワレスに騎士の勲章を使わないままクリアーしてしまう大失態。ここままだとワレスは、ロイド&ライナスのいる第23章『四牙襲来』アーマーナイトまま登場してしまいます。……ワレスに「死ね」と?
 諦めてそのままヘクトル編(ノーマル)をプレイ開始。しかし、せっかくヘクトルが主人公なのに、レベルを上げても2回連続でHPしか上がらないというのはいかがなものかしら?
 そして、現在ヘクトル編第14章『うごめく者たち』を攻略中。

200306-02

 夜、行きつけのミスタードーナツ某店で、『ファイアーエムブレム 烈火の剣』1時間半もプレイしてしまいました。
 もうダメです。何がダメって、1度プレイし始めると、その章をクリアーするまでプレイが止まりません。このターンが終わったら帰ろう、と頭の中で思っても、指が勝手にプレイを続けてしまいます。その上、定期的に店員さんがコーヒーのおかわりを持ってきてくれるし。
 そのおかげで、現在ヘクトル編第17章『謎の行方』まで攻略。今回、マシュー(盗賊)を前線で戦えるくらいガンガンレベルを上げています。彼を早めにレベル20にしてラガルト(盗賊)をアサシンにする計画があるから。

200306-04

 「Dナイトの槍はヘクトルの身体を除けて通る。Dナイトの槍はヘクトルの身体を除けて通る。Dナイトの槍はヘクトルの身体を除けて通る。…………」
 とぶつぶつ呟いても、相手の命中率が60%では大抵当たるわけで。HP1になった時に、ちょっとぼーっとしてキャンセルし忘れた時には、終わったと思いました。非常に運良くヘクトルがクリティカルを決めてくれたので勝てましたが、眠い時に闘技場で稼いでいると危険ということは嫌というほど分かりました。

200306-06

 ファイアーエムブレムには2回目のジンクスというものがあるみたいです。これは、プロ野球の2年目のジンクスと似たもので、1回目プレイの成長値を2回目では超えられないことを言うのです。
 プロ野球のジンクスとは、どんな優秀な新人選手も2年目はデータを研究されるので1年目ほど結果を残せない、というようにちゃんとした理屈が存在します。しかし、ファイアーエムブレムは各キャラクター毎にパラメーター成長率を設定していますが、クリアー回数や難易度で変動しません。結局、実際どのくらい成長するかは運まかせなのです。
 その2回目のジンクスをまともに受けたのがアーマーナイト(ジェネラル)のオズインです。第16章外伝『港町バドン』の闘技場でジェネラルの20レベルにした時にパラメーターが、

 オズイン2回目:力25 技19 速さ14 幸運8 守備23 魔防16

 と平凡な内容です。19レベルにアップした時は、パラメーターがカウンターストップしていないのに一つも上がらない散々な内容。1回目プレイの成長値、

 オズイン1回目:力29 技21 速さ19 幸運15 守備28 魔防14

 を期待して、今回は常に先発スタメンにするつもりで支援カップリングを考えていたのに、これではあんまりです。ファイアーエムブレム攻略サイト『かわき茶亭』さんにあったオズインのパラメーター成長期待値、

 オズインパラメーター期待値:力27 技20 速さ17 幸運13 守備30 魔防15

 と比べても低かったのにはかなりショックでした。  ちなみにレイヴァン(勇者)は、

 レイヴァン1回目:力25 技26 速さ26 幸運20 守備14 魔防5
 レイヴァン2回目:力25 技28 速さ26 幸運12 守備18 魔防11

 のように安定した成長です。

200306-11

 『ファイアーエムブレム 烈火の剣』攻略本を読んでいて一番最初に気が付いたのは、闘技場でも支援効果は発生すること。これって、発生しないんじゃなかったの? 大分前にセーラを闘技場で戦わせた時に、敵ソードマスターの必殺率が0%になったのを見て「支援効果が出てるじゃない」とは思いましたが、まさか本当とはねえ。まあ、闘技場へ支援効果なんて敵の必殺さえ回避してくれればいいだけなので、狂戦士、ソードマスター、ディヴァインを使う司祭との戦いを避けるようにすれば問題ないのですが。
 『キャラクター解析』で、何人か公式サイトで未公開の全身イラストがありました。ニノはイイねえ。育てるのは大変ですが。
 あと、巻末にある『ファイアーエムブレム大事典』は、暗黒竜と光の剣から封印の剣までの用語を1300項目を解説してあります。これだけでも買う価値はあります。

200306-21

 『ファイアーエムブレム 烈火の剣』ヘクトル編クリアー。エリウッド編と合わせて、およそ二ヶ月に渡る戦いに終止符を打ちました。自分で自分に「おつかれさま」と言いたい気分です。
 ではヘクトル編の総括。
 今回ばかりは『ファイアーエムブレム 烈火の剣』にひと言物申したいです。なんで支援コマンドが一番上なのか、と。おかげでプリシラのカップリングを間違えてしまったじゃないですか。2周目は、レイヴァン×プリシラを支援効果Aにするつもりでした。それなのに、たまたまプリシラの隣に配置したギィとセインに支援効果Cを与えてしまったのです。すでに、ルセアと支援効果Cを持っていたため、終章まで視野に入れた私の家族計画が台無しです。第21章『新たなる決意』まで来てカップリングを考え直さなくてならないなんて最悪です。レイヴァン×プリシラ×ルセアのゴールデントライアングルが使えない以上、その代わりになるメンバーを育てる必要があります。いろいろなキャラを育てましたが、最後までプレイしても、あの3人ほどバランスの良いキャラはいませんでした。だからこそ、プリシラの支援コマンドミスが痛いです。
 前回ほとんど出番がなかったキャラを育ててみて、一番化けたのはニノです。ニノの成長率は、物語の後半に魔術師のレベル5で仲間になる所為か元々高く、根気よく賢者の7レベルにした段階で、

 魔力:19
 技:21
 速さ:24
 幸運:18
 守備:11
 魔防:25

 まで伸びました。このままレベル20まで育てれば、掛け値なしに最強の魔導師になります。育てる時のポイントは、敵の多い第29章『運命の歯車』と第31章『悠久の黄砂』で集中的にレベルを上げること。早いうちにジャファルと支援効果Bにできれば多少は楽になります。余談ですが、ジャファル×ニノを支援効果A会話を読んでいたら光太×しーぽんを思い出してしまい、ちょっと「むかっ」と来ました。
 ペガサスナイト三姉妹のフロリーナ、ファリナ、フィオーラは、ヒースとヴァイダをスタメンから外して良いくらい強くなります。特にファリナは守備が高いので、育ち方によってはドラゴンマスターより堅いファルコンナイトになります。トライアングルアタックが使える分だけ、ヒースとヴァイダより使いやすいかも。
 第31章外伝でカレルの妹カアラを仲間にするのためだけに、バアトルをウォーリアのレベル20にしました。カアラは、バアトルをウォーリアのレベル5以上にして会話し、その後の戦闘で1ターン耐えれば仲間になります。が、カアラはレベル8のソードマスターの上に倭刀を装備しているので、クリティカル率が高いです。仲間にする時は、パビスの守りを持たせててつのおの(又はてつの弓)で戦うこと。カアラを倒してしまうと仲間にならないので注意してください。
 第25章『闇の白い花(ジュルメルート)』では、前回ケネスルートでカレルを仲間にしたので、今回ハーケンを仲間にしました。パラメーターが満遍なく伸びるので、はっきり言ってカレルより使いやすいです。持っている武器がゆうしゃの剣なので、スタメンに入れないなら剣だけでも貰っちゃいましょう。ハーケンとイサドラは、パント×ルイーズと違って始めから支援効果を持っている訳ではありませんが、設定上恋人同士なのでサクサク友好度が上がります。
 最後に終章のスタメンです。

 エリウッド(ロードナイト):また一度も使いませんでした、デュランダル。
 ヘクトル(グレイトロード):アフアのしずくを使ったのに……。
 リン(ブレイドロード):アフアのしずくを使わなくても伸びると期待したのに……。
 ニルス(踊り子)
 アトス(大賢者)
 セーラ(司祭):ルセアと比べるとキック力が……。
 フロリーナ(ファルコンナイト)
 カナス(ドルイド)
 パント(賢者):ニノがレベル20なら出番の無かった人。
 ルイーズ(スナイパー)
 ホークアイ(狂戦士):必殺率補正が付く分だけウォーリアより使いやすいです。
 ニノ(賢者):育てて良かったですが、ブレンダン、ロイド、ライナスにトドメを刺した時、心が痛かったです。

追記
 今回もエリウッドのデュランダルを使いませんでした。使うチャンスをお膳立てする前に、ヘクトルのアルマーズで火竜にトドメを刺してしまったから。

inserted by FC2 system