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嘆美夢想マイネリーベ

ゲームボーイアドバンス/コナミ/2001年4月26日/5,800円
ゲームジャンル:美少年誘惑シミュレーション
ゲーム評価:▲
ストーリー:時は1935年……。世界が戦乱の兆しを感じ始めた時代。 ヨーロッパの大西洋に囲まれた美しい島国、クーヘン王国。 この物語は、クーヘン王国の若きエリートたちが集う全寮制の名門校、 ローゼン・シュトルツ高等学園が舞台となります。
ローゼン・シュトルツ高等学園には「シュトラール」と呼ばれる、 行政を行うエリートを育成する特殊クラスが存在します。 「成績優秀」、「美しい男子」、「クーヘン聖教の僧"ドルイド"による神託を受けた者」など、 厳しい条件を満たした者だけが「シュトラール」に選ばれ、 女学生の憧れの的となっています。
そして9月22日の入学式、貴女は期待と不安を胸に学園生活の第一歩を踏み出すのです。

 『嘆美夢想マイネリーベ』とは『ときめきメモリアル』で有名なコナミが、そのゲームシステムを生かして作った初の女の子向け恋愛シミュレーションである。
 キャラクターデザインは、『伯爵カインシリーズ』や『天使禁猟区』の作者、由貴香織里。これが、世界観と実にマッチしていて、キャラクターデザインに選んだ人のセンスが伺える。
 私は『ときめきメモリアル』自体プレーしたことがないので、正直かなり期待していた。が、プレーしてみたら見た目より淡泊な印象しか受けなかった。
 恋愛シミュレーションで最も重要なのは、デートイベントである。9つ+シーズン別デートスポットの約11カ所選べる訳だが、行くところというのは選んだ相手によって大体決まっていて、デートイベント中の選択肢も1つしかない。
 男性とのトークに幅を持たせて、選択肢ポイントも2〜3増やせば◎の評価を上げても良かっただけに残念である。
 後、最後の卒業パーティで好きな男性と結ばれなかった時の悲壮感漂うエンディング。あれは、『ときめきメモリアル』でも結ばれないとあんな終わり方をするのだろうか。

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