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ユルゲンス艦長演説

 我々軍は、この世界を、人々を守るために存在している。しかし、その力が今、巧妙な罠で世界を崩壊させようとする、一部の人間の手で掌握されているという事実を私は知った。艦隊旗艦イズモは、これより連邦軍の指揮下を離れ、ゲッコーステイトに対し一時停戦を提案。共通の敵であるその郡内勢力に対し、共に反抗しようと思う。
 本当にたくさんの命が奪われた。仲間、家族、恋人を失った者も大勢いるだろう。だからこそ思って欲しい。彼らは何故、その命を散らさねばならなかったのか。見据えて欲しい。ここに行き立つ我々が今、何と立ち向かうべきなのかを。
 これは地位や名誉のための戦いではない。この星に生きる人々を。愛する者を守るため。私とドミニク特務大尉とが、個で挑む戦いだ。賛同できない者は隊を抜けて構わない。司令部に戻り通報するのもいいだろう。立ちはだかるは、万の数の敵だ。それでも、この世界を守るため、共に立ち上がろうという者には心より感謝する。去る者は、いつか必ずこの星の上で会おう。
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