私は細川可南子だ 私は細川可南子だ
まるで細川可南子だ 私は細川可南子だよ
一人で生きるわ 辛くとも死なない また会う日まで ごきげんよう
苔のむすまでに 愛し合うはずの二人が
予定調和の中で 離れ離れになる
何も出来ないで 妹になる瞳子を見ていた私は
まるで無力な私は まるでまるで高木ブーのようじゃないか
私は細川可南子だ まるで高木ブーだ
私は細川可南子だ まるで高木ブーだよ
放課後の薔薇の館は二人で 山百合会の活動をしていた
何も出来ない祐巳さまを見ては 二人笑いあったものさ
君といつまでも愛していたかったよ
君といつまでも二人でいたかったよ
春に君と出会い 夏に君と愛し
秋に君と別れた そして一人の冬が来たよ
ブー ブー 高木ブー ブー ブー 高木ブー
ブー ブー 高木ブー ブー ブー 高木ブー
高木ブー 私は高木ブーだよ