>>トップページへ マリいやトップへ

『こんなマリみてはいやだ フルメタルジャケット編』

山百合会主催新入生歓迎会にて。

祥子「わたしがロサ・キネンシスの小笠原祥子である。
 話しかけられたとき以外は口を開くな。
 口でクソたれる前と後に“サー”と言え。
 分かったか、ウジ虫ども!」
「Sir,Yes Sir」
祥子「ふざけるな! 大声だせ! 乳首落としたか!」
「Sir,Yes Sir」
祥子「貴様ら雌豚どもがわたしの訓練に生き残れたら、選ばれた者が山百合会幹部候補となる。
 薔薇の館で祈りを捧げる死のシスターだ。
 その日まではウジ虫だ! 地球上で最下等の生命体だ。
 貴様らは人間ではない。
 両生動物のクソをかき集めた値打ちしかない!
 貴様らは厳しいわたしを嫌う。
 だが憎めば、それだけ学ぶ。
 わたしは厳しいが公平だ。人種差別は許さん。
 雄豚、ホモ豚、オカマ豚を、わたしは見下さん。
 すべて、平等に価値がない!
 わたしの使命は役立たずを刈り取ることだ。
 愛するリリアンの害虫を!
 分かったか、ウジ虫!」
「Sir,Yes Sir」
祥子「ふざけるな! 大声だせ!」
「Sir,Yes Sir」

祥子「…スキン顔、名前は?」
瞳子「松平瞳子です、サー!」
祥子「ふざけるな! 本日よりドリル二等兵と呼ぶ。
 いい名前だろ、気に入ったか?」
瞳子「Sir,Yes Sir!」
祥子「聞いて驚くな、ドリル。
 うちの食堂ではチョココロネは出さん!」
瞳子「Sir,Yes Sir!」

乃梨子「あっちはロサ・フェティダ? こっちがロサ・フェティダ・アン・ブゥトン?」
祥子「誰だ! どのクソだ!
 アカの手先のおフェラ豚め!
 ぶっ殺されたいか!?
 …答え無し?
 魔法使いのババアか!
 上出来だ、頭が死ぬほどファックするまでシゴいてやる!
 ケツの穴でミルクを飲むようになるまでシゴき倒す!
 貴様か、腐れマ○○は?」
「Sir,No Sir! 」
祥子「クソガキが! 貴様だろ、臆病マ○○は!」
「Sir,No Sir! 」
乃梨子「自分であります、サー!」
祥子「そっちのクソか……。
 勇気あるファッキン・コメディアン、二条乃梨子。
 正直なのは感心だ。気に入った。
 家に来て姉をファックしていいぞ。
 スキン小娘が! じっくりかわいがってやる!
 泣いたり笑ったり出来なくしてやる!
 さっさと立て!
 隠れてお経唱えてみろ。
 仏像切り落としてクソ流し込むぞ」
乃梨子「Sir,Yes Sir」
祥子「なぜリリアンに入った?」
乃梨子「親戚の希望です、サー!」
祥子「リリアン卒業生か」
乃梨子「Sir,Yes Sir!」
祥子「妹の顔をしろ!」
乃梨子「Sir……」
祥子「妹になるときの顔だ!
 これが妹の顔だ、やってみろ! 」
乃梨子「uorrhhh!」
祥子「ふざけるな、それでロザリオが貰えるか!
 気合いを入れろ!」
乃梨子「uorrhhh!」
祥子「迫力なし 練習しとけ」
乃梨子「Sir,Yes Sir!」

前年度卒業式にて。

教頭「送辞。
 在校生代表。二年松組、小笠原祥子」
 祥子「はい。
 本日をもって貴様らはリリアンを卒業する。
 本日から貴様らはリリアン卒業生である。
 姉妹の絆に結ばれる。
 貴様らのくたばるその日まで、どこにいようとリリアン女学園生は貴様らの姉妹だ。
 多くはリリアン女子大学へ向かう。
 ある者は二度と戻らない。
 だが肝に銘じておけ。
 人間は死ぬ。
 死ぬために我々は存在する。
 だがリリアンは永遠である。
 つまり―――貴様らも永遠である!」
inserted by FC2 system