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『こんなマリみては……ちょーくせになりそう
“新世紀エヴァンゲリオン 第弐拾弐話「せめて、人間らしく」編”』
瞳子「心を開かなければ、彼氏はできないわ」
可南子「心を閉ざしてるってぇの……この私が」
瞳子「そう。わかってるはずよ」
可南子「はんっ! あんたから話しかけてくるなんて、明日は雪かしらね。
何よ! 私に彼氏ができないのがそんなに嬉しい?
心配しなくったって大学へ行ったら、先輩の聖さまと祐巳さまが合コンに誘ってくれるわよ。
彼氏なんてその時作ればいいのよ!」
瞳子「……」
可南子「あぁあ、乃梨子だけじゃなく、少女人形みたいな、あんたにまで同情されるとは、この私もヤキがまわったわね」
瞳子「私は人形じゃない」
可南子「うるさいっ! 人に言われたまま動くくせに! あんた、祐麒さんが死ねって言ったら死ぬんでしょ!」
瞳子「そうよ」
パンッ
可南子「やっぱり人形じゃない! あんた人形みたいでホント昔っから大っ嫌いなのよっ!!
みんなみんな、大っ嫌いっ!」