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マリア様がみてる 我が名はジェネシック

 伝統あるカトリック系お嬢様学校リリアン女学園にかつて無い危機が迫る。黄薔薇のつぼみこと島津由乃は、体育祭にした「妹を紹介する」という約束を果たせずにいた。焦りの日々を送っていたが、ついに黄薔薇さま支倉令の剣道の交流試合の日がやって来てしまった。
 約束通り、黄薔薇のつぼみの妹を見るためだけにやってきた、“暗黒魔王”鳥居江利子とその下僕山辺“アンダーテイカー”先生。妹を見つけられない由乃は、たまたま通りがかった松平瞳子を自分の妹だと江利子に紹介する。ところが、一瞬にして妹ではないことを看破されてしまう。信頼していた後輩に嘘をつかれブチ切れする江利子。棺桶を背負い“墓堀人(アンダーテイカー)”の異名を取る山辺先生が、その豪腕で由乃の勇気を打ち砕く。その時、由乃の危機を知り、道場から令が走ってきた。目の前には、かつてお姉さまであった江利子とその下僕山辺先生、そしてボロ雑巾のような姿で倒れている由乃だった。
 怒りに震える令は、由乃を覚醒させる最終安全装置ジェネシックドライブ起動する。全く動かない由乃の胸から光り輝くGストーン。由乃の体がEMトルネードに包まれ、どこからともなくジェネシックマシンが集まる。ブロウクン令ちゃん。プロテクト令ちゃん。スパイラル令ちゃん。ストレイト令ちゃん。ガジェット令ちゃん。5つのジェネシックマシンとファイナルフュージョンした由乃は、この世界で唯一鳥居江利子と戦える力を持ったジェネシック・スーパー・メカノイド“ジェネシック・ロサ・フェティダ”として復活した。
 「鳥居江利子! 私は、貴様らを……破壊するっ!!」
 リリアン女学園の最強と最凶が、最後の戦いを始めた。
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