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マリア様がみてる　FULLMETAL ALCHEMIST

祐麒「あんたが、推理小説同好会の部長？」
部長「そういうあんたは、福沢祐麒って奴か？　すまねえな。こっちのドリルちゃんだけでことが済めば楽だったんだけどよ」
瞳子「祐麒さん、ごめんなさい……でも、この人……」
祐麒「ああ、柏木さんの後輩なんだって？　驚いたな。マジかよ？」
部長「俺はウソをつかねえのを信条にしてる。何なら証拠を……いや、やっぱやめとこう」
瞳子「祐麒さん。推理小説同好会の部への昇進と私の身柄と……」
祐麒「等価交換？」
部長「そう！　お前ら恋人同士って言うじゃねえか。いい取り引きだろう？」
祐麒「ナマ言ってんじゃねえぇーーっ！！　バカ野郎がだいたいなんだぁ！？」
瞳子「ゆっ……祐麒……さん？」
祐麒「この状況わかってんのかコラ！！　てめえら同好会が何考えてるか知ったこっちゃねぇけどな！！
　人の彼女さらっといて！！　姉にケガさせて！！　どのツラ下げて等価交換だぁ！？
　現時点をもっててめえらは、オレの中で大悪党に大決定！！
　部への昇進！？　んな温情、ミジンコ一匹分もくれてやるいわれは無ぇ！！
　悪党はボコる！！
　どつく！！
　吐かせる！！
　もぎ取る！！
　すなわちオレの総取り！！　悪党とは等価交換の必要なし！！」
部員A「…………こいつバカだわ。また、力ずくかよ」
部長「殺すなよ」
部員A「へいへい」