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プロ野球チームをつくろう

ちさと「近鉄合併問題を語るのはもう飽きた。ていうか、ウンザリ
乃梨子「やっと判ったんですか」
ちさと「それよりも新球団を作ろう」
乃梨子「は?」
ちさと「小笠原グループが親会社になって西東京リリアンズの立ち上げるの」
乃梨子「西東京って……草野球チームじゃないんですから……」
ちさと「とりあえず、投手にメジャーからロジャー・クレメンスホセ・コントレラスを呼んで……」
乃梨子「絶対に無理です。第一コントレラスは、家族がアメリカに亡命したばかりじゃないですか」
ちさと「野手は、セントルイス・カージナルスから田口壮を呼ぼう」
乃梨子「また、中途半端な選手を」
ちさと「中途半端言うな! スーパーサブと呼べ! そんで応援歌は、山本正之さんに頼んで『燃えよリリアンズ!』よ」
乃梨子「そんなことしたら、中日ドラゴンズから文句が来ますよ」
ちさと「遠い夜空にこだまする♪ 祥子の叫びを耳にして♪ 薔薇の館につめかけた♪ わたしらをじ〜んとしびれさす♪ いいぞ がんばれ リリアンズ! 燃えよリリアンズ!」

ちさとさん、欧州サッカー選手権−EURO2004を語る

ちさと「\(^▽^)/ギリシャのEURO2004初優勝おめでとうございま−す♪ ハッピーニューイヤー! 謹賀新年! ボンアネ! いや、めでたいめでたい」
乃梨子「誰のものまねですか? それは?」
ちさと「あなたの尊敬する志摩子さんの先輩よ。まあ、それはさておき。今朝のEURO2004決勝、ポルトガル−ギリシャの試合は面白かったわねえ。シュートやコーナーキックの数、ボールポゼッションはポルトガルの方が上なのに、鉄壁の守りでゴールを割らせなかったわ。それに対してギリシャは、決定的なチャンスこそ少なかったけど、たった1回のコーナーキックを確実に決めて、それを決勝点とした。こういうのを決定力があるというのね。今のサッカー日本代表は、ファンタジスタのプレイに一喜一憂するのも良いけど、ギリシャの堅実さを見習うべきね」
乃梨子「珍しいですね。ちさとさまが野球以外を語るなんて。明日、槍でも降らないかしら?」
ちさと「失礼ね! 私だってサッカーくらい見るわよ」
乃梨子「じゃあ、ポルトガルのルイス・フィーゴはどこのチームに所属してるか判ります?」
ちさと「FCバルセロナでしょ」
乃梨子「いつの話ですかそれは。レアル・マドリードですよ。もっとも、もうすぐ頭に“元”が付きますけど。プレミアのチェルシー移籍が有力らしいですよ」
ちさと「そういえば、ロベルト・カルロスもチェルシーに移籍するのよね」
乃梨子「しません。レアル・マドリードに残留ですよ」
ちさと「あれ、なんか一人チェルシーに移籍するって噂の選手いなかったっけ?」
乃梨子「デコですか? あれは、最終的にバルセロナになりました」
ちさと「デコ? 江利子さまがバルセロナに行くの?
乃梨子「そんなわけないでしょうが」

新たなる戦いの序曲

ちさと「阪神が中日相手に爆勝したわ。ホッジス弟サイコー!」
乃梨子「横浜も7本塁打で快勝!」
ちさと「デュアルオーロラウェーブ!
      ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )   」乃梨子
乃梨子「って、何をやらすんですか!」
ちさと「それはさておき、にわかに球界再編論争が盛り上がって参りました〜」
乃梨子「ちさとさま、もうその話はしないんじゃなかったんですか?」
ちさと「だって、今週はあの“闘将”星野GMが久万オーナーと野崎球団社長等と会談。星野GMは、2リーグ制のデメリットを訴えたわ。これに納得した阪神は2リーグ制維持へ動き始めたわ」
乃梨子「星野さんはGM(ゼネラルマネージャー)ではなくSD(シニアディレクター)ですが」
ちさと「ええやん。すでにGMみたいなもんやん」
乃梨子「まあどうでもいいですけど。それより、今のセリーグ首脳陣は、確かに阪神を中心に動いていますね。それまで、1リーグ制やむなしと言っていた横浜、広島、ヤクルト、中日が、星野会談の次の日に2リーグ維持と発言を覆しました。これで、セリーグの1リーグ派は巨人のみ。一夜にして孤独な戦いを強いられました」
ちさと「さらに先日、野崎球団社長は、広島の松田オーナーと中日の西川球団社長と会談し、2リーグ制維持への5項目について合意に達したわ。今後、横浜、ヤクルト、巨人と個別協議していく予定ね」
3球団の合意5項目
(1)来年度から交流戦実施
(2)完全ウェーバーに近いドラフト制改革に着手
(3)年俸減額幅の拡大
(4)新規参入の加盟料撤廃
(5)「近・オリ合併」が1リーグ制を目指す手段なら撤回要求

7月17日付けデイリースポーツより
ちさと「そもそも、セリーグで巨人と阪神以外の4球団は1リーグ制に慎重、もしくは反対の意見を出していたわ。ところが、巨人の渡辺オーナーの発言やオーナー会議で西武の堤オーナーが『もう一球団合併ある』発言から一気に雰囲気が1リーグ制へ傾いた」
乃梨子「正直、テレビや新聞の記事を読んでいても、案外セ・オーナー達はあの場の空気に流されたんじゃないかと思えるフシはあります」
ちさと「特に堤オーナーの発言は、何の申し合わせもなく唐突に言ったらしいからね。しかし、パのロッテ、日本ハム、ダイエー、西武にまだ合併の動きはないわ。合併できればしたい、と思っている球団があるのは事実だけど」
乃梨子「そういう球団の空気を感じ取って、先手を打った可能性はありますね」
ちさと「でも、合併は難しいわよ。パリーグの残りの球団は、合併しても自分のところは残したいと思ってるから。なんて言うの、球団のエゴむき出しって感じ」
乃梨子「つまり、吸収合併に近い形を望んでいる訳ですね」
ちさと「どこの球団も、そんな合併案を飲むワケがないのにねえ」
乃梨子「これで、合併して1リーグ制を望むパ球団+巨人と2リーグ制維持のセ5球団という図式が生まれました」
ちさと「巨人と阪神戦が組めることで入場料収入+放映権料を多少プラス修正できる1リーグ制。今のパリーグにとってはメリットしかないけど、セリーグからすれば1試合1億円と言われる巨人戦の放映権料が減るからデメリットの方が大きいわ。一部では、放映権料をコミッショナー管轄にして平等に分配するメジャー方式を採用したい考えも出てるけど、ナベツネが『みんなで分けようなんて原始共産社会にしようというのと同じ』と言って猛反対したわ」
乃梨子「ファンや選手の合併&1リーグ制反対の声を聞いて、オーナー達が動いていると思ったら、実はかなり利権の絡んだ話だったということですね。それに、17年間オールスターゲームのメインスポンサーを務めたサンヨーの井植会長が、『東西対抗戦ならスポンサーを降りる』と言い切りましたし」
ちさと「利権だろうと何だろうと、2リーグ制を維持して、あわよくばパリーグが再び6球団で再開できることを願うわ」

白薔薇散華

ちさと「ごきげんよう、乃梨子ちゃん」
乃梨子「え? あっ、ご、ごきげんよう、ちさとさま」
ちさと「昨日は、横浜ベイスターズが巨人にホームラン3本を含め10得点で大勝したんですってね。よかったわね」
乃梨子「!?
    _, ._
  ( ゚ Д゚)
  ( つ O __
  と_)_) (__()、 ガシャ
      ⊂;:.,.。o,;⊃

ちさと「あら? どうしたの、乃梨子ちゃん」
乃梨子「ちさとさまが……壊れた」
ちさと「こーらっ! これでも、先輩に向かって『壊れた』はないでしょう」
乃梨子「だ、だって、普段のちさとさまなら『あーちくしょう、井川先生が8回1失点で粘ったというのに、肝心の打線がヤクルト新人の川島に抑えられてちゃあダメダメダメ子さんじゃないのよ』なんて文句たらたら言って登校してくるのに」
ちさと「そんなはしたない登校していたかしら?」
乃梨子「してました」
ちさと「でも、昨日の阪神は、9回にヤクルト五十嵐亮太の157kmストレートをアリアスがバックスクリーン左へ弾き返したわ。とても胸がすくような気持ちだったわ」
乃梨子「横浜も1回表に小久保からレフト前タイムリーヒットを打たれた時は、通常の3倍小久保が嫌いになりしたけど。その裏に多村が逆転3ランを打ってくれて、胸がすーっとしました」
ちさと「奇遇ね。私も大嫌いなの小久保。私たちって、結構気が合うわね」
乃梨子「そ、そうですか?」
志摩子「ごきげんよう、乃梨子、ちさとさん」
乃梨子「ごきげんよう、お姉さま」
ちさと「ごきげんよう、志摩子さん。ちょうど良かったわ。今日、志摩子さんとお話ししようと思っていたことがあるの」
志摩子「あら、なにかしら?」
ちさと「ちょっと、桜の木の下まで来てくださる?」
志摩子「ええ、いいわよ」
ちさと「じゃあ、乃梨子さん。少しお姉さまをお借りするわね」
乃梨子「は、はい……」

           (⌒\ ノノノノ
            \ヽ( ゚∋゚)
             (m  V ⌒\
              ノ    / /
              (   / ̄ >
           ミヘ丿 ∩|   l|
            (ヽ_ノゝ _ノ

         ,;⌒⌒i.
  ノノノノ⌒ヽ (   ;;;;;)    ______
 (゚∈゚ )  ミ)     ,,:;;;)   | 白薔薇さま |
/⌒\/|  | ヽ| |/ |;,ノ  | ここに眠る |
( ミ   \_>| /  .,i   |______|
 ノ  /     | | ,,i; ,, . ,;⌒‖
( \/ヽ ,,,丶, | |,,,;.    ;i,  ‖ヽ
 \ ) ) ..   ,,   ´ヽ (,,  ‖丿.,,,
 ///   ,,   ,,  .. ´ヽ  ‖,,, ..,
`ヾ ヽミ ,,  .、 ヽ .. ヽ丶,.ヽ ‖、,,

ちさと「おまたせ」
乃梨子「あれ? お姉さまは?」
ちさと「急ぎの用があるので、職員室へ行ったわ。今日は、転校生が来るらしいから」
乃梨子「こんな、中途半端な時期に転校生ですか?」
ちさと「ええ、確か名前は読子・リードマンと言って日英ハーフの帰国子女なんですって」

翔べ! 田沼ちさと

乃梨子「ちさとさま!」
ちさと「何かしら?」
乃梨子「ちさとさま、お姉さまに何かしましたね」
ちさと「何かって、何を?」
乃梨子「とぼけないでください! この前の登校日のことですっ!! お姉さまを桜の木まで連れ出して」
ちさと「登校日? 桜の木?」
乃梨子「まだ、しらばっくれる気ですか……ならば思い出させてあげます」
ちさと「えっ? ちょ、ちょっとまっ……」
乃梨子「
 ∧_∧  \\ 
( ・∀・)   | | ガッ
と    )    | | 
  Y /ノ    人  
   / )    <  >_∧∩
_/し' //. V`Д´)/ ←ちさと
(_フ彡        / 

ちさと「な、殴ったね!」
令「乃梨子ちゃん……」
乃梨子「殴って何故悪いんですか! あなたはいい、そうして喚いていれば気分も晴れるんですからね!」
ちさと「私が、そんなに安っぽい人間だと思って! 第一、“ぬるぽ”と言って……」
乃梨子「
 ∧_∧  \\ 
( ・∀・)   | | ガッ
と    )    | | 
  Y /ノ    人  
   / )    <  >_∧∩
_/し' //. V`Д´)/ ←ちさと
(_フ彡        / 

ちさと「2度もぶった。お姉さまにもぶたれたことないのに!
乃梨子「それが甘ったれなんですよ。殴られもせずに一人前になった生徒がどこにいるものですか。お姉さまなんていないくせに」
ちさと「もう応援しないからね。誰が二度と2リーグ制維持なんか応援するものか!」
令「ちさとさん、いいかげんにしなさいよ。しっかりしてよ。情けないこと言わないで、ちさとさん。あっ 」
乃梨子「私は薔薇の館に行きます。ちさとさま、今のままだったらあなたは虫ケラです。それだけの才能があればあなたは……」
由乃「
  ( ・∀・)   | | ガガガッ
 と    )    | |    人
   Y /ノ    .人   <  >__Λ∩
    / ) .人 <  >__Λ ∩Д´)/
  _/し' <  >_Λ∩Д´)/   / ←ちさと
 (_フ彡 V`Д´)/   / ←乃梨子
            / ←令

 あんたらいつまでコントをやってんの。ちさとさんは部活が終わったならさっさと帰りなさいよ。乃梨子ちゃんもあんまりちさとさんと付き合っているバカが移るわよ
令「私、2リーグに賛成するわ。自分のやったことに自信を持てない人なんて嫌いよ。今日まで2リーグ維持を守ってきたのは阪神だって言えないちさとさんなんて、阪神ファンじゃない。私」
由乃「
       |クイッ  | |
 ( ・∀・)|    | | ガッ
 (    つ    ,> | |
 | ||  、/ミミ人
 (__)__)     <  >__Λ∩
            V`Д´)/
                / ←令

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